2015.12.16.
特定非営利活動法人STANDと連携協力に関する協定を締結

左から、伊藤数子・特定非営利活動法人STAND代表理事、村田治学長、村尾信尚教授

左から、伊藤数子・特定非営利活動法人STAND代表理事、村田治学長、村尾信尚教授

 関西学院大学は12月15日、東京都のサピアタワーで、特定非営利活動法人STAND(代表理事:伊藤数子)と連携協力に関する協定を締結しました。STANDが大学と協定を締結するのは初めてとなります。
 本協定は、“Mastery for Service”(奉仕のための練達)をスクールモットーとする関西学院大学と、すべての人が持てる力を発揮し誇りある自立を得るとともに明るく豊かに暮らす社会実現を目指すSTANDが、パラスポーツの普及、人材育成の分野で相互に連携を行うものです。本協定における連携協力事業として、パラスポーツ普及を目的としたセミナーと連携講座の開講、パラスポーツにおけるリエゾンやボランティアの育成を行い、共同事業を通じて社会に貢献することを目指します。2016年4月23日(土)には、関西学院の在学生(学生・生徒・児童)を主な対象とし、パラスポーツへの理解促進を目的とした協定締結記念シンポジウムを西宮上ケ原キャンパスの中央講堂にて開催する予定です。

 協定書調印式で村田治学長は「関西学院大学はボランティア精神が根付いており、日本の大学の中でも早い時期から障がい者支援を行ってきました。STANDとの連携を通じて、2020年の東京五輪パラリンピックにむけた教育やイベントなど様々な取り組みを展開し、2020年以降も続けていけるものにしていきたいです」などと話しました。
 村尾信尚・学長直属教授は「ロンドン五輪パラリンピックを現地で見た時に、住民のパラスポーツへの熱意や関心の高さに感動しました。来年4月の協定締結記念シンポジウムを皮切りに、関西や他の地域でもパラスポーツを盛り上げられるようにしたいです。これを契機に、社会のあり方を考える一歩になればと思います」などと話しました。