博物館が水墨画を学ぶワークショップを開催
2026年10月30日、西宮上ケ原キャンパスの関西学院会館において、関西学院大学博物館で開催されている企画展「墨奏―水墨画への扉―」にあわせて、水墨画を体験するワークショップを実施しました。
関西学院大学博物館では、展覧会を通して大学の研究や教育の成果など、さまざまな情報を発信していて、現在は文学部の授業と連携して、水墨画の魅力を紹介する企画展を開催しています。今回はこの企画展にあわせて、水墨画を基礎から体験することができるワークショップ「はじめての水墨画-芸術学習入門」が実施され、地域の方など19名が参加しました。
講師を務める陳允陸氏は、文学部の授業で指導を行っていて、中国の水墨画の伝統的な技法と日本画に見られる表現を融合させた独自の画風で高い評価を受けています。ワークショップは、実際に陳講師が担当している「芸術学実習」という授業の方式に則って行われ、陳講師は「水墨画は気力で書くものなので、リラックスして集中して書くことが大切です。墨をすりながら、心を落ち着かせましょう」と説明していました。
次に、参加者たちは筆の持ち方や、色の濃淡の違いを出すための筆の使い方を学んだあと、線描や運筆などの基礎練習に取り組みました。
続いて、練習した筆の使い方をいかして、金魚や植物を書く練習を行いました。参加者たちは、水を含ませる量や筆の向きを工夫して、濃淡や線の太さを変えるなどして思い思いに書いていました。
豊中市から参加した70代の男性は「はじめて水墨画を書きましたが、黒だけで立体感を出すというのが難しかったです。見るだけでは分からない、水墨画の良さを知ることが出来ました」と話してました。
また、三田市から家族と参加した30代の女性は「あえて滲ませるなどの技法などを知ることが出来ました。画は持ち帰って、家族に“何に見えるか?”聞いてみたいです」と話していました。
企画展「墨奏―水墨画への扉―」は12月12日まで開催しています。