離島の子どもたちが関西学院大学で"本物の学び"を体験 「子ども夢応援プロジェクト2026」を実施
2026年8月27日から28日にかけて、沖永良部島と淡路島から参加した小学5・6年生16人を関西学院大学西宮上ケ原キャンパスに迎えた大学体験プログラム「子ども夢応援プロジェクト2026」を実施しました。
今年で3回目となる「子ども夢応援プロジェクト2026」は、本学卒業生で阪神タイガースに所属する近本光司氏が理事を務め、本学と連携協定を締結している一般社団法人LINK UPによるものです。離島や地域の子どもたちが大学や企業、スポーツなどさまざまな分野の"本物"に触れることで、将来の夢や可能性を広げることを目的としています。プログラム全体は8月27日から3泊4日の日程で、本学の他、大阪国際空港やサンテレビの見学、アイススケート教室やタグラグビー教室などを体験しました。
子どもたちは、8月27日の夜からキャンパス内にあるスポーツセンターに宿泊し、翌朝は、大学生たちが利用する食堂「BIG MAMA」での朝食からプログラムがスタートしました。元気溢れる“いただきます”のあいさつとともにボリュームたっぷりの食事を楽しみながら、子どもたち同士もすっかり打ち解け、にぎやかな声が響いていました。
朝食後は、関西学院大学競技スポーツ局(以下、KGAD)に所属する学生たちがガイド役となり、キャンパスツアーを実施しました。はじめに総合体育館を訪れ、日ごろからトップレベルで競技に取り組む学生アスリートの練習環境を見学しました。トレーニングセンターではアメリカンフットボール部の選手が筋力トレーニングの様子を披露し、アリーナではハンドボール部の迫力ある練習風景を間近で体感。子どもたちは大学スポーツのスケールや迫力、熱気に目を輝かせていました。
次に、近本氏が学んだ法学部のチャペルを訪問。オルガンの音色が響く厳かな空間で、本学のキリスト教主義教育の雰囲気を体感しました。その後は、時計台と中央芝生を見学。ガイドの学生が、時計台とその前に広がる中央芝生、周りの建物が左右対称に配置されていることなど建築家ヴォーリズによるキャンパス設計の特徴や、長年受け継がれてきた景観の魅力を紹介しました。
ツアー後、子どもたちはキャンパスの広さや建物の大きさへの驚き、初めて聞くオルガンの演奏に感動したなど口々に話をしていました。
続いて、工学部の巳波研究室の学生・大学院生によるAI・プログラミング授業を体験しました。Scratchを活用したプログラミング体験に加え、大学で行われている研究や技術に触れながら、子どもたちは大学の学びの一端を体験しました。プログラミングを実際に体験した後、グループで「あったらいいなと思うAIを使った課題解決」についてディスカッションし、「食材の絵や写真を入力すると、作ることができる料理を判定してくれるAI。さらに、できるだけ値段が安くなるアドバイスや作り方まで教えてくれるAIがあったらうれしい」などユニークなアイデアが披露されました。
今回の「子ども夢応援プロジェクト2026」では、子どもたちが大学という"本物の学びの場"に触れるとともに、学生たちにとっても次世代を担う子どもたちと向き合いながら社会とのつながりを考える貴重な機会となりました。 今後も本学は、教育を通じた地域・社会への貢献に取り組んでいきます。