K.G.
2026.09.01 [お知らせ]

学生の個人情報が閲覧可能な状態にあったことに関するお詫びとお知らせ

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このたび、本学の非常勤講師が授業運営のために利用していた外部SNSサービス「hyocom(ひょこむ)」において、当該授業を受講していた本学の学生(現在は卒業している方を含みます)の個人情報が、インターネット上又は同サービスの会員から閲覧可能な状態となっていたことが判明いたしました。
対象となる情報には、氏名、学生番号、成績評価、顔写真等のプロフィール情報、学生が作成・提出した資料、学生及び教員が投稿した文章・コメント、活動報告その他授業運営に関連する情報が含まれており、対象者数は1,448名です。
なお、閲覧可能であった情報の種類は、授業科目、開設年度、公開期間及び各学生の登録内容によって異なります。
本件に関係する学生・卒業生をはじめ、保証人のほか多くの皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申しあげます。
本学では、事案判明後、直ちに閲覧停止措置を講じるとともに、対象者への説明及び謝罪対応を進めております。また、個人情報保護委員会及び文部科学省への報告を行うとともに、再発防止に向けた対応を進めています。

1.事案の概要

本学の非常勤講師が授業運営に本学とは無関係の外部SNSサービス「hyocom」を利用し、本学の学生の個人情報を公開した上、公開範囲の管理も適切に行っていなかったことから、本学の学生の個人情報が外部から閲覧可能な状態となっていたことが判明しました。
本件は、2026年7月に外部からの公益通報を受けて発覚したものです。
hyocomでは、授業科目・開設年度ごとに授業用コミュニティサイトが設けられ、履修者の情報や授業関連資料等が掲載されていました。
調査の結果、以下の授業科目において、当該授業科目を受講していた学生の個人情報を含む情報が閲覧可能な状態となっていたことを確認しました。

対象授業科目 開講学部 対象者数
2024年度~2026年度「サイバー社会入門」 理学部(工学部・生命環境学部との合併科目) 158名
2011年度~2026年度「サイバー社会論」 総合政策学部 854名
2015年度及び2020年度~2025年度「情報化社会と人間」 総合政策学部(理工学部・工学部との合併科目) 436名
合計 1,448名

「hyocom」は、大学関係者のみならず一般市民も利用する外部SNSサービスであり、本学が確認した時点における登録者数は7,689名でした。

2.閲覧可能な状態となっていた情報

調査の結果、授業科目ごとに以下の情報が閲覧可能な状態となっていたことを確認しています。

(1)サイバー社会入門(2024年度~2026年度)
  • 氏名
  • 学生番号
  • プロフィール情報
    顔写真、出身地・居住地の自治体、血液型、生年月日、趣味、自己紹介その他学生が登録した情報。登録内容は個々人により異なります。
  • 成績評価
  • 学生が作成・提出した資料
    レポート、発表資料等
  • 学生及び教員が投稿した文章・コメント
(2)サイバー社会論(2011年度~2026年度)
  • 氏名
  • 学生番号
  • プロフィール情報
    顔写真、出身地・居住地の自治体、血液型、生年月日、趣味、自己紹介その他学生が登録した情報。登録内容は個々人により異なります。
  • 成績評価
  • 学生が作成・提出した資料
    レポート、発表資料等
  • 学生及び教員が投稿した文章・コメント
(3)情報化社会と人間(2015年度及び2020年度~2025年度)
  • 氏名
  • プロフィール情報
    顔写真、出身地・居住地の自治体、血液型、生年月日、大学・学部、趣味、自己紹介その他学生が登録した情報。登録内容は個々人により異なります。
  • 活動報告及び授業に関するリフレクション
  • 学生が作成・提出した資料
    中間発表資料、成果発表資料等
  • 学生及び教員が投稿した文章・コメント
3.閲覧可能な状態となっていた期間及び範囲

本件では、公開設定に応じて、以下の2種類の閲覧可能状態が確認されています。

  • インターネット上から閲覧可能な状態
    hyocomへのログインの有無にかかわらず、インターネット上から閲覧できる状態
  • hyocom会員から閲覧可能な状態
    hyocomにログインした会員が閲覧できる状態。会員には、本学関係者以外の一般利用者も含まれます。
(1)サイバー社会入門

各年度の履修者が確定するまでの期間(各年度4月頃)、未登録学生への授業資料提供を目的として、氏名、レポート及び教員とのやり取りがインターネット上から閲覧可能な状態となっていました。
なお、この期間において、学生番号及び成績評価は、インターネット上から閲覧できない設定となっていました。
年度別の状況は、以下のとおりです。

2024年度
履修者確定前の期間に加え、2024年7月16日から2026年7月29日まで、上記「2.閲覧可能な状態となっていた情報」の「(1)サイバー社会入門」に記載した情報が、インターネット上から閲覧可能な状態となっていました。

2025年度及び2026年度
各年度において、履修者が確定するまでの期間(4月頃)、氏名、レポート及び教員とのやり取りが、インターネット上から閲覧可能な状態となっていました。
また、各年度の授業用コミュニティサイトに掲載されていた情報は、上記期間以外に、hyocom会員から2026年8月5日から対象学生のアカウント停止及び対象コミュニティの閲覧制限を順次実施、完了するまでの間、閲覧可能な状態となっていました。

(2)サイバー社会論

2011年度から2026年度までの各年度において、履修者が確定するまでの期間(各年度4月頃)、未登録学生への授業資料提供を目的として、氏名、レポート及び教員とのやり取りがインターネット上から閲覧可能な状態となっていました。
なお、この期間において、学生番号及び成績評価は、インターネット上から閲覧できない設定となっていました。
このほか、以下の期間についても、インターネット上から閲覧可能な状態となっていました。

2023年度
2026年7月31日から同年8月3日まで、上記「2.閲覧可能な状態となっていた情報」の「(2)サイバー社会論」に記載した情報が、インターネット上から閲覧可能な状態となっていました。

2024年度及び2025年度
各年度の成果発表期間として約1週間、上記「2.閲覧可能な状態となっていた情報」の「(2)サイバー社会論」に記載した情報が、インターネット上から閲覧可能な状態となっていました。
また、各年度の授業用コミュニティサイトに掲載されていた情報は、上記期間以外に、hyocom会員から2026年8月5日から対象学生のアカウント停止及び対象コミュニティの閲覧制限を順次実施、完了するまでの間、閲覧可能な状態となっていました。

(3)情報化社会と人間

2015年度及び2020年度から2025年度までの各年度において、授業用コミュニティサイトに掲載されていた情報について、hyocom会員から2026年8月7日に閲覧制限の設定変更までの間、閲覧可能な状態となっていました。

4.発生原因

本件は、担当非常勤講師が外部サービスを利用したうえ、その公開設定及び公開範囲の管理が適切に行われていなかったことにより発生したものです。
担当非常勤講師からは、履修登録前の学生への授業資料提供、外部メンターとの情報共有及び学生の成果物に対する外部評価等を目的として、hyocomを利用していたとの説明を受けています。
その運用において、履修者確定前の資料提供期間や成果発表期間に、一部の授業用コミュニティサイトがインターネット上から閲覧可能な設定とされていました。
また、一部の授業用コミュニティサイトについては、公開範囲の設定及び確認が適切に行われず、本来想定していた期間を超えて、インターネット上から閲覧可能な状態が継続していました。
本学としては、個人情報を含む学生情報が大学の管理外にある外部サービス上で取り扱われ、そのうえ、閲覧可能な状態となっていたことは不適切であり、個人情報保護及び情報管理の観点から重大な問題であったと認識しています。

5.事案発覚後の対応

本学では、事案判明後、以下の対応を実施しました。

  • インターネット上からの閲覧停止
  • 関連する授業用コミュニティサイトの公開設定の変更
  • 関連データ及びアクセスログの保全
  • 対象者への通知及び謝罪
  • 連絡先を把握できない対象者に対する大学HPへの掲載による周知
  • 個人情報保護委員会への報告
  • 文部科学省への報告
  • 関係教員への事情確認
6.現在の状況

現時点において、対象となったすべての授業用コミュニティサイトは、管理者以外が閲覧できない状態であり、本件に起因すると考えられる二次被害及びそのおそれは、本学では確認しておりません。

7.再発防止策

本学は、今後、以下の再発防止策を実施します。 

  • 授業における学外サービスの利用ルールの見直し
  • 授業における個人情報管理ルールの明確化
  • 学外サービス利用時の事前確認及び承認手続の整備
  • 非常勤講師を含む教職員への個人情報保護及び情報セキュリティ教育の徹底
  • 授業運営における情報管理体制の強化
  • 学外サービスの利用状況に関する定期的な確認及び点検
8.今後の対応

本学は、今回の事態を極めて重大な情報管理インシデントとして受け止めています。
本件により、対象となった学生・卒業生及び関係者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけしましたことを、改めて深くお詫び申しあげます。
今後、個人情報の適切な管理及び再発防止に努めるとともに、学生・卒業生及び関係者の皆様から信頼いただける教育・運営体制の構築に取り組んでまいります。

9.本件に関するお問い合わせ窓口

関西学院大学
神戸三田キャンパス事務室 教務・学生課
TEL:079-565-7657