K.G.

インキュベーション施設『Spark Base』開設1周年記念 ~地域と共に“共創の次のステージを描く”イベント 「Create the Next」を開催~

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2026年6月24日、起業を志す人を産学官民の連携によって支援するインキュベーション施設『Spark Base』が開設1周年を迎えたことを記念し、地域と共に“共創の次のステージを描く”イベント「Create the Next」を開催しました。当日は学生、教職員、地域住民や企業関係者など約90人が参加し、立場や分野を越えた多様な交流が展開されました。

 
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冒頭の挨拶で、土井健司副学長は、Spark Baseが開設から1年で登録会員数約1,500人、来館者数6,500人以上を数え、これまでに88件のイベントが開催されるなど着実に歩みを重ねてきたことを紹介しました。 その上で、「本当に価値があるのは、その中で生まれた出会いや対話、そして新しい挑戦の芽である」と述べ、単なる施設としてではなく、多様な人々が交わり新たな価値を生み出す“共創の拠点”としての意義を強調しました。

基調講演では「学生起業のリアルと本音、そして共創へ」をテーマに、Spark Baseの運営パートナーである株式会社ATOMicaの代表取締役 Co-CEOの南原一輝氏が登壇しました。自身の学生時代の起業や大企業での社内起業、現在の経営者としての経験をもとに、「特別な経験やスキルがあったわけではない。いろんな失敗、もがきを通じて、自分自身が熱中できる価値観を見出すことができた」と語り、まずはやってみることの大切さを訴えました。また、自身の人生の転機となった仲間や先輩との出会いを紹介しながら「まず一歩踏み出し、人と出会うことで新たな可能性が広がる」と多様な人々との出会いが新たな挑戦を後押しすると話しました。起業をはじめとする新たな挑戦へのヒントを得るとともに、自らの将来や価値観を見つめ直す機会となりました。

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続く「学生ショートピッチ」では、Spark Baseを利用している学生団体2組と学生5人が登壇し、それぞれの取り組みや実現したい未来について発表しました。団体は3分、個人は1分という限られた時間の中で、自らの原体験や価値観をもとに描くビジョン、地域や社会に対する思い、今後挑戦したいことなどを共有しました。発表を通じて、学生一人ひとりが抱く多様な関心や挑戦の姿勢が示されるとともに、参加者との新たなつながりや共創の可能性を広げる機会となりました。

次に、参加者が4~5人のグループに分かれ、Spark Baseで開催されるプログラム模擬体験として「価値観カード」ワークショップが行われました。参加者は「挑戦」「自由」「継承」などのキーワードが書かれたカードを選びながら、初対面同士でありながら、価値観や経験を共有する中で自然と会話が弾み、グループ内には笑顔や深いうなずきが見られました。また、異なる世代や職業、さらには英語話者を含む参加者同士が積極的に対話し、多様な価値観に触れながら互いの理解を深める時間となりました。

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プログラム終了後には、ネットワーキングが行われ、会場内では参加者同士の名刺交換、情報交換が積極的に行われていました。学生ショートピッチで登壇した学生の中には、発表をきっかけに参加者から声をかけられ具体的なコラボレーション企画の話で盛り上がるなど早速「新たな出会い」が生まれていました。 また、近隣に住んでいる参加者は「ふだんからSpark Baseを利用しているが個人作業が中心で、今日のワークショップのように異業種でステータスも異なる、普通の生活では関わることのない方との交流はとても新鮮だった。個人事業主として活動し、将来的には起業を目指している自分にとって刺激的で新たな可能性を感じました」と話しました。

1周年の節目を迎えたSpark Baseでは、今後、新たに生まれたつながりの中から、挑戦や共創のプロジェクトが芽吹き、やがて地域や社会へ広がっていくことが期待されます。Spark Baseはこれからも、多様な人たちが出会い、人と地域をつなぎながら、新たな可能性を生み出す共創拠点として歩み続けていきます。

 
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