全国私立大学FD連携フォーラム主催のシンポジウムを開催
2026年6月13日、関西学院会館にて、全国私立大学FD連携フォーラム(以下、JPFF)が主催する教育フォーラムを開催し、全国26の私立大学からオンラインも含め60名の教職員が参加しました。
JPFFは、私立大学における教育改善(FD:Faculty Development)の推進と大学間連携の強化を目的として、2008年より活動を行っています。今年は、代表幹事校を務めている本学が会場となり「探究学習の高大接続からみる大学教育」をテーマにシンポジウムを開催しました。
シンポジウムでは、3人の講師による講演が行われ、はじめに北海道大学 教育イノベーション機構 教育推進研究部の田中孝平講師が「高校における探究学習の現在地」と題して、高校における探究学習の変遷や類型、カリキュラムの実態を掘り下げたうえで、探究学習の意義と課題について、高大接続の視点から話しました。
続いて、関西大学 社会学部の脇田貴文教授が、「高校の『探究学習』・総合型選抜におけるその評価・大学が求める『探究力』」をテーマに講演し、大学入試における評価のあり方や総合型選抜の理念・実践を踏まえ、「探究学習」で育まれる資質・能力や、大学が求める探究力について説明を行いました。
最後に、本学共通教育センターの福山佑樹教授が、「高校の『書く』から大学の『書く』へ― 関西学院大学共通教育センター取り組みから」というテーマに沿って、大学入学時の学生の実態をふまえ、“書く力”の育成を目的とした初年次教育の実践と成果を紹介し、高大接続の観点から求められるライティング教育のあり方を紹介しました。
参加した教員は、「探究学習を起点として、高校教育から大学教育への接続のあり方を多面的に考えることができ、今後の教育実践に活かしたい内容でした」と話していました。
また、参加した職員は、「探究学習で育まれる力を大学教育へどのようにつなげるかについて考え、高大接続の重要性を改めて認識しました」とシンポジウムの意義について話していました。