職場見学型プログラム「shigoto☆trip」:1・2年生が積水ハウスで「住」に携わる魅力を学ぶ
2026年3月12日、積水ハウス株式会社とキャリアセンターは、今年度10回目となる職場見学型プログラム「shigoto☆trip」を開催しました。1・2年生のあわせて29名の学生が、京都府にある体験型住宅展示場の見学などを通じて、実際に働いている社員から「住」に関わる業務の魅力を学びました。
shigoto☆tripは、本学キャリアセンターと企業がコラボして行う、業界・企業・仕事研究に関する職場見学型プログラムです。学生が企業のオフィスや製造現場を実際に訪問・見学し、働く社員との交流を通じて自らの将来について考えることをねらいとしています。
はじめに学生たちは、採用担当者から会社概要などについて説明を受けました。担当者は事業内容について、「衣食住の“住”に関わる会社。住宅事業に依存せず、“住”を基軸とした総合的な事業展開を行っている」とした上で、“家の役割は人の命と財産を守ること”という考えのもと、耐震・耐久性能を重視した住まいづくりを行っていることを説明していました。
続いて、2つのグループに分かれた学生たちは、本学を卒業した営業社員の説明のもと、耐震・耐久性能を重視した住宅設備を見学しました。軽量鉄骨・重量鉄骨を体験できる施設では、「断熱材について燃えない素材を採用しており、経年劣化しにくい断熱構造となっている」と耐久性を高める工夫を学んでいました。そして、地震の揺れを抑える制震装置「シーカス」の中で、震度7相当の揺れが、装置によって体感では震度4相当まで抑えられることを体験しました。次に、木造住宅の仕組みを体験できる施設では、「無垢材は強度が計算できない。集成材は強度がある程度決まっているので、家全体の強度を構造計算して建てることができる」と品質を安定的に保つ技術を学んでいました。
展示場内には、ファミリー層向けから富裕層向けまで4つのモデルハウスが設置されていて、リビングの天井とテラスの屋根の天井色を揃えることで視覚的に空間を広く見せるなど、設計上の工夫について説明がありました。その中で、社員から、「戸建てを建てる時、営業、デザイナー、インテリアコーディネーター、現場監督など7名ほどのチームを組みます。営業はプロジェクトをリードする中心的な役割を担います」と、営業として求められる役割について説明がありました。
最後に座談会が行われ、本学を卒業した社員から、入社のきっかけや学生時代に積んでおくべき経験など、これからの学生生活にいかせるアドバイスが送られました。その中で、仕事のやりがいについて、「戸建ての営業は、毎日のように初対面の人とコミュニケーションを取ります。家を建てたいお客様と出会うことも、お客様のニーズを叶えることも大変ですが、人生の中でも大きな買い物に関わることが出来ることはやりがいを感じます」と話していました。
法学部2年生の学生は、「家づくりにおいて、とてもお客様に寄り添っていることを知りました。お客様のニーズに向き合うことを、自分のアルバイトでも活かしていきたいと思います」と話していました。
建築学部2年生の学生は、「ハウスメーカーは家を売ったり設計したりがメインの仕事だと思っていましたが、他にも色々な分野に携わっていることを学びました。将来への視野が広がる経験ができた」と話してくれました。