K.G.
2026.02.27 [プレスリリース]

2025年度 能登半島地震現地ボランティア報告会
開催のお知らせ

Share
Facebook X LINE

関西学院大学(兵庫県西宮市、学長:森 康俊)は2026年3月6日(金)、西宮上ケ原キャンパスで2025年度能登半島地震現地ボランティア報告会を開催します。関西学院大学では、2024年1月1日に発生した能登半島地震を受けて、これまでの2年間で9回にわたって石川県七尾市中島町を中心に現地のボランティアを実施しました。延べ140名の学生、教員3名が参加し、現地の方の気晴らしや外出の機会をつくることを目的に、仮設住宅周辺の集会所での交流やコミュニティセンターでの地域交流を行いました。今回の報告会では、2025年度に実施した全4回の現地ボランティアについて、活動内容や学生がボランティアを通して抱いた率直な想いを報告します。参加無料、要申し込みです。

今年度の新たな取り組み

仮設住宅の集会所において学生自身が交流企画を立案し、チラシ作成から当日の運営まで主体的に取り組みました。住民の皆さんに楽しんでいただけるよう、ボードゲームづくり、ストラップやカレンダー制作、年齢、性別、障がいの有無にかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるスポーツ「ボッチャ」の体験など多様な企画を実施しました。仮設住宅にはいろいろな地域の方が集まり、狭い範囲で暮らしています。高齢者などが多く、ふだんは仮設住宅にこもりがちな人もこうした取り組みによって、学生や他の住民との交流がより深まり、温かな関わりの場をつくることができました。コミュニティセンターにおいては、現地職員の方々と協働し、「地域の良さを再発見する」ことをテーマに交流会やワークショップを企画・運営。これらの取り組みにより、住民の地域活動への前向きな参加意識を醸成するとともに、関わりを促進することを目指してきました。
今後の展望としては、継続的に交流イベントを開催し、住民の皆さまが外に出るきっかけや気晴らしができる“場をつくっていく”ことを目指しています。また、これまでに築き上げてきた関係性を活かし、地域に根ざした活動へボランティアとしてより力を発揮できるよう努めていきます。

報告会概要

日   時:2026年3月6日(金)13:00~16:00 ※途中休憩あり 
場   所:西宮上ケ原キャンパスG号館202号教室 
参 加 費:無料 
当日スケジュール詳細:
(1)オリエンテーション、本日の流れの説明(総合司会:活動参加学生)
(2)開会挨拶(今津屋 直子 教育学部教育学科教授、ボランティア活動支援センター長)
(3)活動概要の報告(音川 真凜 ヒューマン・サービス支援室 コーディネーター)    
    スライドを用いての講演
(4)活動内容・学びの報告(活動参加学生)
    スライドを用いての講演
(5)パネルディスカッション「活動を通し学生は何を感じ、行動したのか」(活動参加学生)  
    ファシリテーター   関 嘉寛 社会学部社会学科教授、ヒューマン・サービス支援室長
    経済学部2年生            山川 晃生   (第3回、6回、8回 参加)
    総合政策学部1年生          細田 佳朋   (第7回 参加)
    関西学院短期大学保育科1年生     則武 希始香  (第7回、8回 参加)
(6)休憩 展示コーナーを案内(活動報告、写真など)
(7)テーマごとの情報交換・交流・発表(参加者全員)  
       グループワーク
(8)閉会挨拶・まとめ(関 嘉寛 社会学部社会学科教授、ヒューマン・サービス支援室長)

ご取材いただける場合、3月5日(木) 15:00までに広報部へご連絡ください。

関西学院大学とボランティア活動

1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の際には、発災4日後の1月21日に「関西学院救援ボランティア委員会」が発足しました。委員会には2,500名以上が登録し、救援委員会内に設置した物資センターでは全国各地から送られてくる救援物資を一時保管し、大学近辺の各避難所のニーズに合わせて配送するなどの活動をしました。また、同委員会内設置のボランティアセンターでは避難所とボランティアをつなぐなど、避難所や地域のさまざまな救援ニーズへの対応を行いました。3月下旬になると、本学周辺の避難所は被災者が減り、閉鎖されるところも増え、救援ボランティアのニーズが減少。委員会の今後について学内で意見交換を行い、今後は「平時のボランティア」を行う団体を新たに設立することが決定しました。
1995年4月16日、救援ボランティア委員会の解散と同時に、「関西学院ヒューマンサービスセンター(略称:HSC)」が発足。コーディネート部門、学童保育部門に分かれてボランティア活動を行ってきました。2009年には、台風9号で大雨被害を受けた兵庫県佐用町での活動を開始。その後も2011年の東日本大震災などで災害支援を実施しました。その後、「関西学院大学におけるボランティアの活性化」の姿勢を明確にするため、2016年4月1日にボランティア活動支援センターならびにヒューマン・サービス支援室が発足しました。直後、4月14日・16日に熊本地震が発生したため、学内での募金活動、熊本県益城町での現地ボランティア活動を実施。2019年まで年間4回程度の活動を継続し、15回合計延べ302名の学生と共に現地で仮設住宅集会所での交流をはじめとするボランティア活動を実施しました。