国籍や文化を超えた交流イベント「第11回 わ~るど・にじいろ・まつり」を教育学部生が開催
2025年12月13日、西宮聖和キャンパスで、多文化共生社会を実現するために国籍や文化を超えて地域の人々と交流するイベント「第11回 わ~るど・にじいろ・まつり」が開催され、およそ350名が参加しました。
2015年に始まった「わ~るど・にじいろ・まつり」は、地域社会のグローバル化が進む中で、西宮市域での在日外国人問題や多文化共生をテーマにした継続的なイベントが少ないという問題意識から、教育学部生が実行委員会を組織し、西宮市国際交流協会、西宮市在日外国人教育研究協議会と共に開催しています。
イベントでは、「子ども多文化作文コンクール」が開催され、外国にルーツを持つ子どもが多文化共生に関連する自身の経験や思いを作文にして発表し、子どもたちがどのようなことを感じているのか知る貴重な機会となりました。
そのほか、レゴブロックを使って、多文化共生をテーマに、言葉では表現しにくい想いや考えを「形」にするワークショップも開催され、参加者たちは自らの想いを工夫しながら形にしていました。
また、今年は10周年を迎えたことを記念して、イベントのロゴマークが入ったキーホルダーや缶バッジを作成し、カプセルトイとして販売したということです。
10代の参加者は、「日本と他の文化との違いを具体的に学べてとてもいい機会になりました」と話していました。
実行委員会の代表を務める教育学部3年生の後藤優さんは、「イベントでは、伝統楽器に触れる経験や留学生・外国にルーツを持つ子どもから直接話を聞くなど様々な企画に参加する機会があり、学生だけでなく来場者の方々も学びのある時間を持つことができました。準備を進める中でも多文化について理解を深めることができ、今後も考え続けなければいけないと感じました。また、他者と協力することで取り組める課題もあり、一緒に考えるということを大切にしたいなと思いました」と話していました。
副代表の教育学部3年生の長谷川侑那さんは、「イベントを通じて人と人が出会い、来場者の方々が多文化に触れる場となっていればと思います。年齢やルーツの違いを超えて、来場者の方々が真剣に耳を傾けてくださる姿や、お子様が企画に参加して楽しむ様子が特に印象的でした。企画を学生主体で行うなかで、さまざまな方の思いに寄り添いながら、限られた時間の中で共に一つのものを作り上げていくことの難しさと、人と人とのつながりの重要性を改めて実感しました」と話していました。