K.G.
2025.12.05 [プレスリリース]

【取材のご案内】 過去最大の参加者数「中・高生 探究の集い2025」を開催

Share
Facebook X LINE

―探究学習に打ち込む過去最大人数の中高生・教員が全国から集結―


関西学院高等部(兵庫県西宮市、高等部長:枝川豊)は12月13日(土)、「中・高生 探究の集い2025」を西宮上ケ原キャンパスで開催します。本イベントは、探究学習に打ち込む中高生・教員が全国から集結し、各校が取り組む探究学習について発表や対話をするイベントです。イベントでは、探究学習の評価に詳しい大学教員に対し中高生がプレゼンテーションを行う「コンテスト部門」、対話を中心にポスターセッションを行う「オープン部門」、生徒向け・教員向け交流会を実施します。4回目の開催となる今年度は、過去最大の45校から200名以上の生徒と教員が参加します。

実施背景:新しい学習指導要領と探究学習

2021年度に中学校で、2022年度に高等学校でスタートした新しい学習指導要領では、探究学習を重視することが記載されており、全国の中学・高校の教育現場では工夫をしながら探究学習が行われています。探究学習のあり方や進め方を各校が模索する中、全国の生徒・教員から「他校の取り組みを見てみたい」「より良い探究活動にするための工夫を知りたい」といった声があがりました。そこで、関西学院高等部は、2019年度から文部科学省指定「WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業※」の拠点校として活動してきた実績を基盤とした探究型カリキュラムマネジメントの知見、今年の夏休みも実施した3日間の「探究キャンプ」の経験などを活かし、本イベントを企画しました。探究学習への取り組み方を共有することはもちろん、生徒や教員らが学校を越えてお互いに学び合い、フィードバックを送り合うことで、さらなる学びに繋げる場を提供します。
※WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業…Society 5.0をけん引し、世界で活躍できる人材育成を目的とした文部科学省の事業

実施概要

■ 日時:2025年12月13日(土)9時30分~16時00分(予定)
■ 場所:関西学院 西宮上ケ原キャンパス(兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155)
     開会式・各種プログラム:高等部棟
    表彰式・閉会式   :関西学院中央講堂
■ 主なプログラム:
    開会式(9時30分~9時45分)
    コンテスト部門|審査員を招いたコンテスト形式(10時00分~12時00分)
    中・高生交流会|参加者の中高生の交流、対話の場(12時50分~13時10分)
オープン部門|審査を目的としないポスターセッション形式(13時25分~14時55分)
    教員交流会|各学校における探究授業の情報交換 (14時15分~14時55分)
            表彰式・閉会式(15時15分~16時00分)
■ 参加予定数:
    コンテスト部門 25組(19校 生徒49名)
    オープン部門   48組(32校 生徒98名)
    ※コンテスト部門とオープン部門の参加校では一部重複があります。
    ※両部門で参加枠数を上回る応募があったため、事前審査により選出を行いました。

■ 審査員:
井ノ上憲司(大阪大学スチューデント・ライフサイクルサポートセンター 准教授)、仲谷佳恵(大阪大学スチューデント・ライフサイクルサポートセンター 准教授)、髙山正輝(大阪大学スチューデント・ライフサイクルサポートセンター特任助教)、長岡徹郎(大阪大学全学教育推進機構教育学習支援部助教)、山本良太(大阪教育大学理数情報教育系特任准教授)、出口朋美(近畿大学法学部教養・基礎教育部門准教授)、住政二郎(関西学院大学生命環境学部教授)、松本雄一(関西学院大学商学部教授)、時任隼平(関西学院大学高等教育推進センター教授)、岩田貴帆(関西学院大学高等教育推進センター専任講師)※すべて敬称略
■ 参加費:無料
■ 主 催:関西学院高等部
■ 後 援:関西学院大学、Classi株式会社

イベント詳細はこちら
本イベントを担当する関西学院高等部 西室雅央・教諭からのメッセージ

今年度で4回目の開催となりました。学びの成果の充実度とレベルが明らかに高まっていることを実感しています。また、生徒と教員が学びの主体として生き生きと取り組まれている様子が発表から伝わります。発見と熱意、疑問や悩みを共有することで新たな気づきが生まれ、次の学びへの足がかりを参加者全員が少しでも得られることを願っています。

関西学院高等部について

学校名 :関西学院高等部
所在地 :兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155
高等部長:枝川豊
創 立 :1889年
関西学院高等部の取り組み:関西学院高等部は大学受験にとらわれない環境を活かし、これまでも3年間をかけて自身のテーマで卒業論文を書き上げる「読書科」といった独自の探究学習を展開してきました。WWL事業の拠点校となってからは、社会とのつながりを意識した、教科横断型・PBL型の授業である「AI活用」「ピーススタディ」「グローバルスタディ」といった合計18科目を設定し、既存の読書科と連携させていくことで、生徒と教員が共に学ぶ「関学だからできる探究学習」を目指しています。

※関西学院高等部 探究型授業の活動はこちら。
Classi株式会社について

企業名 :Classi株式会社
所在地 :東京都新宿区西新宿2丁目1-1 新宿三井ビルディング 14階
代表  :竹岡 章
創業  :2014年4月4日
事業概要:Classiは<子どもの無限の可能性を解き放ち、学びの形を進化させる>をミッションとして掲げ、教育プラットフォーム「Classi」を全国の高校および中高一貫校に提供しています。学校(School)× テクノロジー(Technology)を組み合わせた「SchoolTech」を推進し、生徒一人ひとりが主体的に学ぶ意欲と学び続ける力を先生とともに育んでいけるようサポートしています。

ご取材いただける場合、以下のURLより、12月12日(金)15時までにお申し込みください。

取材申込はこちら