K.G.

神戸三田キャンパスでCamping Campusイベント「マイボトルアクセサリーワークショップ」を開催 ~自分だけのアクセサリーで、マイボトルにもっと愛着を~

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2025年10月29日、神戸三田キャンパス(KSC)のアカデミックコモンズで「マイボトルアクセサリーワークショップ」を開催しました。本イベントは、2020年にSnow Peakと締結した包括連携協定に基づく『新しい学びの場を創造する“Camping Campus®”』プログラムの一環として、学生グループ「CAMP×US®*」が企画・実施したもので約70名の学生が参加しました。

*CAMP×US®(キャンプアス)は、魅力あふれるキャンパスライフを送るため、自分たちが学ぶキャンパスの明日(あす)を創造する活動をしている学生有志のグループです。

KSCではSDGsの取組みの一つとして、キャンパス内でのペットボトル削減を推進するため、Snow PeakとCAMP×US®が共同開発したオリジナルマイボトルを2021年4月から学内で販売開始し、現在、約7割の学生がこのマイボトルを持っています。
このオリジナルマイボトルは多くの学生が所有している一方、同じデザインであることから「自分のマイボトルが見分けづらい」という利用者の声を、CAMP×US®のメンバーがSnow Peakに投げかけたことから今回の企画がはじまりました。より愛着を持ち、そして他人のものと違う“自分らしさ”を表現できる方法としてパラコードを使ったアクセサリー制作が面白いのでは、とSnow Peakの紹介によりパラコード専門店「Paracord Factory」を講師に迎えたワークショップが実現しました。

パラコード(パラシュートコード)は、もともと米軍がパラシュート降下の際に使用しているロープで、1本で約250kgの耐荷重を持つ高強度素材です。アウトドア用品としても広く使われており、柔らかく編みやすい素材を選ぶことで、初心者でも扱いやすく、アクセサリー制作にも活用することができます。
ワークショップに参加した学生は、86種類のパラコードと50種類以上の留め具から好きな組み合わせを選び、講師のデモンストレーションを参考にしながら、約15分でオリジナルアクセサリーを完成させました。色やデザインを相談し合いながら制作を進めることで、自然な交流や協力が生まれ、創造的な学びの場となりました。
完成したアクセサリーは、マイボトルに取り付けることで個性を演出するだけでなく、使い捨て容器の削減にもつながり、SDGsの推進にも貢献する取り組みとなりました。

建築学部1年生の参加者は「もともとキャンプには興味がありキャンプの道具を使った企画をしていると思い参加しました。手芸のような作業をあまりしたことがなかったので難しかったけど楽しかったです!」と話しました。
また、総合政策学部2年生の参加者は「工作が好きで、こうしたワークショップに参加するのが楽しいです。難しそうに見えたが、講師の丁寧な指導で簡単に作れました。完成品は爽やかな黄緑色で気に入っており、使っていなかったボトルに付けて、明日から持ち歩こうと思います。自分で作ると愛着が湧きますね」と満足そうに語りました。

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今回のイベントを企画したCAMP×US®代表の秋吉琴音さん(理学部3年生)は、「学生の“見分けづらい”という声から始まった今回の企画が、多くの参加者にとって “もっと好きになる”きっかけになったことが嬉しいです。12月6日には、より難易度の高い「パラコードによるボトルカバー制作」に挑戦するキャンプイベントを予定しており、今回の経験を活かしてさらに魅力的な場をつくっていきたいです」と今後の抱負を語りました。

Camping Campusは、学校法人関西学院と株式会社スノーピークの登録商標です。
CAMP×USは、学校法人関西学院の登録商標です。