【取材のご案内】 SDGsアイディアコンテストの公開最終審査・授賞式を開催「関西学院SDGsユースアイディア2025 Crescents Go Sustainable!」
―大学生に加え、小中高生が初めて参加!―
学校法人関西学院(兵庫県西宮市、理事長:荻野昌弘)は、10月18日(土)、SDGsアイディアコンテスト「関西学院SDGsユースアイディア2025 Crescents Go Sustainable!」の公開最終審査・授賞式を開催します。3回目の開催となる本コンテストのプレゼンテーション部門では、対象を大学生から学院の高校生に拡大し、「持続可能性のある社会の実現」をテーマとしたアイディアや解決策、現在取り組んでいる活動の促進案を募集しました。当日は、27件の応募から選ばれた8件のアイディアの発表・審査と優秀なアイディアの表彰を行います。
また、新たに学院の小学生・中学生を対象とした作品部門を設け、「私の学校にあったらいいな!サステナブルな取り組み」をテーマとする絵を募集しました。プレゼンテーション部門の表彰式に先立ち、287点の応募から選ばれた10点から最優秀賞などの受賞者を発表します。
開催日時
日時:10月18日(土)13:00~16:45
場所:西宮上ケ原キャンパス 関西学院会館 2階 光の間(兵庫県西宮市上ケ原一番町1−155)
当日スケジュール
12:30 開場
13:00~13:10 開会の挨拶
13:10~15:15 プレゼンテーション部門 発表
15:30~16:00 作品部門 表彰
16:00~16:30 プレゼンテーション部門 表彰
16:30~16:45 閉会の挨拶・写真撮影
「関西学院SDGsユースアイディア2025 Crescents Go Sustainable!」プレゼンテーション部門最終審査の概要
6月30日(月)~ 9月5日(金)の応募期間で、関西学院大学・関西学院高等部・関西学院大阪インターナショナルスクールから27件の応募がありました。その後、一次審査(書類審査)を実施。最終審査に進むことになったのは、資源の循環や教育の充実などを取り上げた8件のアイディアです。最終審査では、計5学部の大学生・院内校2校の生徒たちがプレゼンテーションを行い、審査員4名が審査、表彰します。
タイトル | 内容 | アイディアの発表者 |
---|---|---|
三田市・規格外野菜の循環モデル 〜学生がつなぐ農と食〜 |
学生が三田市の農家と協力し、規格外野菜を回収して飲食店に安価で販売。サブスクやクラウドファンディングを活用し、地域資源循環とコミュニティ形成を通じて、フードロス削減に貢献する持続可能なモデルを提案。 | 総合政策学部3年生・法学部4年生・商学部4年生 |
高齢者施設×小学校・幼稚園 〜ニュースポーツを通して新たな世代間交流を〜 |
高齢者施設と小学校・幼稚園が連携し、ニュースポーツ体験会を開催。世代を超えた交流を通じて、高齢者の孤独感や子どもの教育格差を同時に解消。誰もが楽しめるスポーツで、地域に新しいつながりと笑顔を。 | 高等部2年生 |
終活×SDGs つなぐ屋 | 人生の終盤に不要となった品々を学生が引き取り、リユースを通じて地域社会に還元。高齢者の孤独や遺品負担を軽減し、学生には資源循環の体験を提供。世代間交流と信頼関係を築き、持続可能なまちづくりへ。 | 社会学部 ベネディクトゼミ |
EduHeart - Where Learning Grows | AIとボランティアメンターによる個別最適化学習と心のサポートを組み合わせた、全ての子どもが「学び」と「夢」を諦めずに成長できる教育プラットフォーム。経済・学習格差を乗り越え、持続可能な教育を。 | 大阪インターナショナルスクール11年生 |
捨てずに巡らせる。 小さな工夫で循環が常識になる暮らしづくり |
飲食店や学校で出る柑橘類の皮などを回収し、発酵させて「香る土」へ。癒しや虫除け効果もある新たな価値を生み出し、資源循環と環境負荷低減を楽しく実践。身近な工夫で循環が当たり前になる社会へ。 | 商学部浦野ゼミ |
『未来天気予報掲示板』で考える、 100年後の地球環境 |
大学キャンパスに「未来天気予報掲示板」を設置し、100年後の気温や災害リスクを天気予報形式で可視化。学生の行動が未来を変える実感を与え、日常的な環境配慮行動を促進。楽しみながら社会の意識変革を。 | 商学部浦野ゼミ |
未来の技術者を共創する。 中高生×関学ロボコン団体AiMEiBAの 探究アクセラレーター |
中高生の探究学習と大学生の専門技術をマッチングし、実践的なプロジェクトを共創。ロールモデルとなる大学生の伴走支援で、中高生の進路や学びへの興味を深め、次世代のイノベーター育成に貢献。 | 工学部4年生 |
災害時における要支援者のためのピクトグラム | 災害時、支援が必要な方が自分の状況や必要な配慮を一目で伝えられるピクトグラムカードを開発。避難所や公共施設での迅速な支援と相互理解を促進し、誰もが安心して避難できる社会へ。 | 高等部2年生 |
「関西学院SDGsユースアイディア2025 Crescents Go Sustainable!」作品部門表彰の概要
6月30日(月)~ 9月5日(金)の応募期間で、関西学院中学部・関西学院千里国際中等部・関西学院初等部・関西学院大阪インターナショナルスクールから287件の応募がありました。その後、中道基夫 関西学院長(関西学院サステナビリティ推進本部長)・森康俊 関西学院大学長(関西学院サステナビリティ推進本部副本部長)らによる審査が行われた結果、以下10点の作品の入賞が決定しました。コンテスト当日の表彰式にて、最優秀賞(1名)・優秀賞(3名)・奨励賞(6名)の受賞者を発表いたします。
タイトル | 応募者 |
---|---|
サステナブル・エコ・KGマシン | 初等部3年生 |
入れ物ごと食べられて、ゴミをうみださない!! | 初等部5年生 |
バナナペーパー | 初等部5年生 |
一歩で照らせる未来の渋谷&関学 | 初等部6年生 |
古着カード | 初等部6年生 |
花守ファント&エコロファント | 初等部6年生 |
お弁当の食べ残しで走るスクールバス | 初等部6年生 |
Cyber-bullying preventer | 大阪インターナショナルスクール4年生 |
Energy Generator (without carbon dioxide) | 大阪インターナショナルスクール6年生 |
Energy off button and leaderboard | 大阪インターナショナルスクール8年生 |
実施主体
主 催: 関西学院サステナビリティ推進本部 (事務局:関西学院 総務部 院長事務課)
運 営: 関西学院サステナビリティ推進本部公認学生団体 KG SDGsキャンパスサポーター
運営協力: NPO法人 ジャパン メディカル ケア アソシエーション
賛同企業: サラヤ株式会社、シモダフランジ株式会社、セキセイ株式会社
後 援: 兵庫県、西宮市、三田市、神戸市
関西学院サステナビリティ推進本部(旧:関西学院大学SDGs推進本部)について
2019年4月に関西学院大学長を本部長として発足。学術・参画推進・経営・計画管理の4部門に分かれ、体系的に取り組みを推進しています。国連大学SDG大学連携プラットフォームや関西SDGsプラットフォームにも参画し、他大学や企業・自治体との連携を進めています。
ご取材いただける場合、以下のURLより、10月17日(金)15時までにお申し込みください。