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ビジネス体験ワークショップ「BiZCLASS」:オリックスとキャリアセンターが共同開催~1年生から始めるキャリア教育~

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925日(木)、オリックス株式会社とキャリアセンターは、今年度3社目となる「BiZCLASS」を神戸三田キャンパスと西宮上ケ原キャンパスで開催しました。金融・産業/ICT機器・環境エネルギー・自動車関連・不動産関連など多角的に事業を展開しているオリックスの強みをいかし、業種の枠を超えて求められる企画立案力や課題解決力を学ぶプログラムを実施しました。

BiZCLASSは、社会で活躍するためのビジネスマインドやイノベーションマインドを養うとともに、大学での学びや専門性を更に深めることを目的としています。今回は、2つのキャンパスで【「IMPACT DESIGN WORKSHOP」~未来を動かす新規事業をオリックスと共に~】をテーマにした100分間のワークショップを開催し、1年生から4年生の20名が参加しました。

参加者たちは、オリックスの担当者から、大阪市の夢洲で手掛けているMICE-IR事業や環境エネルギー事業・輸送機器事業・リース事業などの幅広い事業についての説明を聞いたあと、「法人営業本部の4年目社員として新規事業を提案する」というグループワークを行いました。

参加者からは、「AIを活用して、大学生が主体的に授業に参加し、学習意欲を促進するサービス」といった身近な教育環境の向上に関するアイデアや、「老人ホームと屋内複合運動施設が共存した施設の開発・投資」という高齢化に伴うニーズを捉えたアイデアが提案されました。

担当者は、各発表に対してフィードバックをしたあと、新規事業を生むためには、市場性・実現性・収益性・持続性など、多面的に評価することの大切さについて説明をしていました。その上で、「社会人になったら、入社後も社会変化に敏感に対応する必要があります。なりたい自分を探して、自分が設定したゴールを実現して欲しい」と参加者に語りかけていました。

初めてBiZCLASSに参加した経済学部の2年生は、「幅広い事業領域について理解を深めることができました。また、グループワークで新規事業を提案する際に、どのような点に注意すべきかについても学ぶことができました。実際にグループワークを経験することで、自分に足りない部分や、今後意識して取り組むべきことが明確になりました」と今回学んだことを話してくれました。

総合政策学部の3年生は、「社員の方の説明が非常にわかりやすく、企業について詳しく知ることができ、学びの多い時間となりました。これまでは社会課題の解決という視点にばかり目を向けていましたが、実現可能性を伴うことで初めて社会にインパクトを与えられるという気づきました」と話してくれました。

理工学研究科の1年生は、「事業内容やカルチャーについて、社員の方から直接お話を伺うことで、企業理解が深まりました。金融・リース業界におけるAIやDXの位置づけについても知ることができて良かったです。さらに、社員の方のお話から、自分が思っていた以上にキャリアの選択肢が多様であることに気づき、視野が広がりました」とキャリア観の変化について話してくれました。