K.G.

【取材のご案内】“被災者”の立場で考える 災害支援×福祉 体験型ワークショップを開催

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関西学院大学ヒューマン・サービス支援室(兵庫県西宮市、室長:関 嘉寛)は、9月19日(金)、関西学院大学西宮上ケ原キャンパスで第3回 KG災害ボランティア講座「声をかける その一歩から。災害支援×福祉 体験型ワークショップ」を開催します。
今回のワークショップでは、「仮設住宅の集会所で行う交流会」を模したロールプレイで体験しながら、住宅復旧や物資支援だけでない、“人とのつながり”や“心のケア”について考えます。ロールプレイは「ボランティア役」「被災者役」に分かれて行い、ボランティア役は、不安や孤立を感じている被災者とどのように関わるかを考え、接します。被災者役は、今回は特に高齢の方や障がいのある方、生活に不安を抱える方々等と接することを想定し、福祉体験機器(白内障ゴーグル、関節制限器具など)を身につけて、日頃の生活について想像と体験をしながらボランティアと接します。

【開催の経緯】

本ワークショップは、2024年度に実施した「災害ボランティア講座」の内容を学生により気軽に参加してもらいやすくするため、講座を年間4~5回に分けリニューアルしたものです。
第1回「ボラトーーク」、第2回「災害ボランティア入門講座」に続き、今回の第3回では、昨年好評だった「仮設団地集会所でのボランティア体験」を発展させ、福祉の視点を取り入れた体験型ワークショップとして開催することにしました。
このワークショップを通じて、災害支援における“寄り添う支援”の大切さとコミュニケーションの取り方を、学生が自分の体験として学び取ることを目指しています。

【関西学院大学と能登半島地震現地ボランティア】

関西学院大学では、2024年1月1日に発生した能登半島地震を受けて、石川県七尾市中島地区、豊川地区での現地ボランティアを実施。これまで7回の現地活動で110名の学生と共に現地を訪問し、住民と学生、住民同士が交流を通じて関わり合う機会を大切にしてきました。10月11日(土)からは8回目となる現地ボランティアを実施予定です。

【ワークショップ概要】

 日時:2025年9月19日(金) 15:30~17:30
 場所:西宮上ケ原キャンパス 社会学部棟 202教室
 対象:関西学院大学の学部生・大学院生、関西学院短期大学生、および教職員

【当日スケジュール詳細】

15:30~ 講師紹介
 岡 秀和:ヒューマン・サービス支援室 コーディネーター
 福本 晶子:西宮市社会福祉協議会 ボランティアセンター
 寺本 弘伸:認定NPO法人日本災害救援ボランティアネットワーク(NVNAD)

15:35~ 「仮設住宅の集会所で行う交流会」ロールプレイ
16:25~ 振り返り
16:40~ 休憩
16:45~ 被災地でのコミュニケーションについてグループワークと全体解説(学生チームリーダー)
17:20~ まとめ、今後の活動案内

【申し込みフォーム】

ご取材いただける場合、以下のURLより、9月19日(金)12:00 までに申し込んでください。

https://forms.office.com/r/U49bsTUxqm