青柳ヤヒヤ・アルマスリ・国際学部専任講師が The Migration Conference 2026 において日本における非東アジア系移民の帰化に関する研究発表を行いました
関西学院大学国際学部の青柳ヤヒヤ・アルマスリ専任講師は、2026年9月2日から9月8日にかけてスロバキア共和国の首都ブラチスラバで開催された The Migration Conference 2026(TMC 2026)において、「Becoming Japanese: Legal and Social Dimensions of Naturalization for Non-East Asian Migrants in Japan(日本人になること:非東アジア系移民の帰化をめぐる法的・社会的側面)」と題する研究発表を行いました。
The Migration Conference は、移民研究を学際的に扱う査読制の国際学会であり、毎年開催されています。2012年にロンドンで第1回が開催されて以降、国際的な研究者チームによって毎年異なる都市で開催されており、研究者、実務家、政策立案者、学生が、移民の要因と帰結、移民をめぐる政策、そしてそれらが各国社会に及ぼす影響について議論する場となっています。
2026年大会は、ブラチスラバ経済大学(Bratislava University of Economics and Business)を主催校とし、International Business School(英国マンチェスター)との共催により運営されました。9月2日から4日までが対面形式、9月7日から8日までがオンライン形式で実施されました。大会では、法・政策・ガバナンス、統合・アイデンティティ・帰属、ジェンダーと家族、労働、強制移動など、幅広いテーマがトラックとして設けられました。最終プログラムには、約80の分科会において300件近い報告が掲載され、60か国以上の研究機関に所属する400名を超える研究者が発表を行ったほか、基調講演セッションおよびヨーロッパの移民ガバナンスに関する専門家パネルも開催されました。
青柳専任講師の研究発表には、ヨーロッパ、南北アメリカ、アジアの各大学から多くの研究者および実務家が参加し、活発な議論が交わされました。議論では、日本の事例とヨーロッパ諸国の市民権制度との比較が取り上げられ、本研究を今後さらに発展させるうえで有益な示唆が得られました。