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2026.03.23

吉村祥子・国際学部教授が「フランスと日本の法秩序における国際人権法の受容」に関するシンポジウムに登壇。「レオン・ジュオー(Léon Jouhaux)による労働基準の国際化への貢献と日本の受容−ビジネスと人権の視点から」をテーマに発表を行いました

2026年3月10日、フランス・マラコフ市のパリ・シテ大学にて、同大学と関西学院大学の共同開催による日仏研究集会「フランスと日本の法秩序における国際人権法の受容」(<Colloque> : « La réception du droit international des droits de l’Homme dans les ordres juridiques francais et japonais≫)が開催され、国際学部の吉村祥子教授が参加し、研究報告を行いました。

本シンポジウムは、パリ・シテ大学のティエリー・ロンボー(Thierry Rambaud)教授と本学法学部の井上武史教授の指導のもとで企画・実施されました。当日は、アラン・ラキエーズ(Alain Laquièze)パリ・シテ大学法学部長の挨拶に続き、各分野の専門家、実務家から最新の研究が紹介されました。

吉村教授は、2025年関西学院大学共同研究「日本における国際人権の受容と実施に関する研究」(研究代表者 吉村祥子・国際学部教授 研究分担者 井上武史・法学部教授、望月康恵・法学部教授、滝澤美佐子・桜美林大学リベラルアーツ学群教授)」の研究成果の一部として、「レオン・ジュオー(Léon Jouhaux)による労働基準の国際化への貢献と日本の受容−ビジネスと人権の視点から」≪La contribution de Léon Jouhaux à l’internationalisation des normes du travail et sa réception au Japon : une analyse du point de vue des entreprises et des droits de l'homme≫と題する研究報告を行いました。

その他の発表では、国際人権法が各国の法制度にどのように統合・実施されているかについて、そのメカニズムが分析され、フランスと日本の共通点および制度的な相違点が明らかにされました。また、国際的な人権基準の実効性を確保するうえで、裁判所や各種機関、法学研究の役割についても議論が交わされました。

本シンポジウムは、日本とフランスの各法秩序における国際人権の受容に関する法的、政治的、文化的諸問題を検討するものであり、約20名の研究者、実務家、学生が参加し、研究報告と質疑応答が行われました。本シンポジウムは、日仏の法学者間における比較研究の深化を促進するとともに、国際的な学術協力を一層強化する重要な機会となりました。

なお、本シンポジウムの様子は、パリ=シテ大学公法研究室(モーリス・オーリウ研究所)のHPにおいても公開されています。
https://u-paris.fr/cmh/retour-sur-le-colloque-la-reception-du-droit-international-des-droits-de-lhomme-dans-les-ordres-juridiques-francais-et-japonais/

Researcher's Information 研究者情報

国際学部 教授
吉村 祥子さん

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