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2026.03.16

4ポート測定用ベクトルネットワークアナライザの導入

2023年度研究装置・設備購入制度により、野村勝也・工学部准教授の研究室に4ポート測定用ベクトル・ネットワークアナライザが導入されました。本装置は、ノイズフィルタの特性を高精度に評価するための重要な測定装置であり、特にミックスドモードSパラメータ測定を通じて、ディファレンシャルモードおよびコモンモードの伝達特性を詳細に把握できる点に大きな特長があります。主な使用にあたっては、まず測定対象のノイズフィルタを4ポートVNAに接続し、測定精度を確保するためのキャリブレーションを実施したうえで、Sパラメータ測定を行います。さらに、必要に応じてミックスドモード変換を適用することで、各モードに対するノイズフィルタの特性を適切に評価することが可能です。こうして得られた測定結果は、ノイズフィルタの動作把握にとどまらず、構造や定数の最適化、設計妥当性の検証にも有用であり、シミュレーション結果との比較検討においても重要な役割を果たします。今後は、本装置を活用してノイズフィルタの性能評価および設計改善を一層推進し、高性能かつ高信頼性のパワーエレクトロニクス機器の実現に取り組みます。

Researcher's Information 研究者情報

工学部 准教授
野村 勝也さん

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