2026.03.09
山田直子・法学部教授が国際捜査取調べ学会第14回大会(iIIRG, 14th Annual Conference) で「被疑者取調べにおける『正義エージェント仮説』」をテーマに口頭報告を行いました
山田直子・法学部教授が、2024年6月17日から21日に、カナダ・オタワで開催された国際捜査取調べ学会(iIIRG)第14回大会において、「被疑者取調べにおける『正義エージェント仮説』」をテーマに口頭報告を行いました。
国際捜査取調べ学会は、刑事事件の捜査段階で行われる取調べの改善に特化した世界規模の学会です。そこでは、30国以上から200人を超える第一線取調官や刑事法学、心理学、精神医学等の研究者がエビデンス・ベースの口頭報告や率直かつ活発な議論を行うことで情報交換が行われ、参加者は学会で得た知見を母国に持ち帰り、国家規模での捜査取調べ改善に役立てます。
第14回大会においても、刑事司法改革を進めている国から派遣された検察官たちが学会に参加することで取調べの制度構築の方針変換を検討するきっかけとしたり、戦時下のウクライナから参加した警察官が、「これから戦争犯罪人を取り調べるためにも、我が国の取調べをより人道的なものに改善しなくてはならない。私はそのために派遣された。戦争は、私たちの進歩を阻む理由とはならない」と語るなど、国際捜査取調べ学会の存在意義の重要性と影響力の大きさが参加者間で再確認されました。