奈良麻央さん（理工学研究科 博士課程前期課程 1年生）が(ICDM2025)で「Best Poster Award」を受賞

奈良麻央さん（理工学研究科 博士課程前期課程 1年生 化学専攻 小笠原一禎研究室）が９月８日から10日にかけてバリ島で開催された8th International Conference on DV-Xα Method (ICDM2025): Advancing Material Science and Computational Chemistry / 第37回DV-Xα研究会において、ICDMオーガナイザーより授与される「Best Poster Award」を受賞しました。

受賞した概要は以下の通りです。

【タイトル】

Theoretical Prediction of 4f²-4f¹5d¹ Transition Energies in Pr³⁺-Doped Garnet-Type Oxides

【発表概要】

Pr³⁺の高速発光を利用したシンチレーター材料の理論設計に向けて、ガーネット型酸化物中のPr³⁺について、第一原理計算結果を特徴量とする機械学習により、4f²-4f¹5d¹遷移エネルギーを予測する線形回帰モデルを作成した。さらに系統的な第一原理計算結果を学習データとして、電子状態パラメーターを予測するニューラルネットワークモデルを作成することで、構造データのみから遷移エネルギーを精度よく効率的に求める予測モデルの構築に成功した。

【関連ページ】