Interviews 学生 情報技術の可能性を広げるため、貪欲に学び続ける。
Introduction紹介文
高校時代、情報技術が社会にもたらす影響力を実感した永富さん。社会実装を前提としたスキルを獲得するため、政策の観点も学ぶことができる総合政策学部メディア情報学科を選びました。ゼミナールでは、産学連携のドローン開発プロジェクトに参加し、社会で求められる力を一つひとつ吸収。World Robot Summit 2025「過酷環境F-REIチャレンジ」において経済産業大臣賞を獲得しました。
情報技術に魅了された高校時代。
2つの学問領域を横断し、新たな可能性を探る。
情報技術に興味を持ったのは高校時代。授業で、産業用ドローンに搭載された最新技術にふれたとき、その高度な仕組みと、社会の常識を変えうる力に、強い衝撃を受けました。この経験から、大学では専門的に情報技術を学ぶことを決意。本学の総合政策学部メディア情報学科を選んだのは、単なる技術者で終わらず、社会で真に役立つスキルを身に付けるためです。情報と政策の両輪で学びを深めることで、社会課題を的確に分析し捉える力と、その課題を解決する実行力の両方を獲得したいと考えています。
粘り強く学び続けることが、私の強み。
周囲と力を合わせて、新技術の習得を目指す。
私が所属するゼミナールでは、ドローン技術向上に向けた産学連携のプロジェクトを進行しています。その成果と実力を試す通過点として、今年はWorld Robot Summit2025の「過酷環境F-REIチャレンジ」に出場しました。
本大会は、災害現場での支援やインフラの効率的な点検といった、実社会の場面を想定したものです。出場チームは、ドローンに搭載するシステムの設計・開発・運用・評価を担います。社会実装を見据えて、安全性・柔軟性の高いシステム構築が求めらる場です。
大会に向けた準備では、私がこれまで扱ったことのない技術や手法を学ぶ必要がありました。例えば、ドローンで空中から撮影した画像をリアルタイムで解析し、自動で異常を検知するという画像認識の機能です。これは、発展途上の技術ということもあり、参考にできる文献が多くありません。ゼミナールのメンバーや教員と議論しながらアイディアを形にし、試験運用を繰り返しました。苦労はありましたが、他者との意見交換を通じて学びを深める過程は、多くの気づきを与えてくれる機会になり、楽しい時間だったと感じています。
壁に直面したときに、学びの成果が発揮される。
諦めずに立ち向かい獲得した、経済産業大臣賞。
事前に課せられたミッションや条件をふまえてシステムを開発し、迎えた大会当日。しかし、大会の最中に、ミッション内容やドローンの飛行コースといった主要なルールが大幅に変更されました。これは、システムの柔軟性や、限られた時間内でシステムを調整する力を試すための変更です。ルール変更により、多くのチームはシステムが機能しなくなってしまい、脱落を余儀なくされました。しかし、私たちのチームは、これまでの学びを生かして短時間で調整を完了し、ミッションクリア。どのような状況においても柔軟に対応する力を評価していただき、経済産業大臣賞をいただくことができました。共同研究を進めてきた企業からも、システムの完成度の高さに加え、柔軟に対応する力を評価していただきました。試行錯誤の末に構築したシステムが、「現場で使える、価値のあるもの」として認められたことに、大きな喜びと手応えを感じました。
今後も、課題に直面したときには、周囲に相談しながら、とにかく粘り強く学び続ける姿勢を大切にしたいです。引き続き、ドローン技術向上のためさらなる研究を重ねて、社会課題の解決に向けて貢献できる人になりたいと考えています。
学外でも積極的に学び、実践力を向上中!
スキル向上を目指し、学外のビジネスコンテストに積極的に参加。チーム戦の場合、初対面の人同士でチームが構成され、企業が抱える課題の解決策を提案することになります。限られた時間のなかで成果を出すためには、メンバー間で相互理解を深め、良好な関係を構築することが不可欠です。これまで培ってきた技術も考え方も異なるメンバーとの協働は難しく感じますが、バックグラウンドが多様であるからこそ得られる視点やスキルが多くあると実感しています。