Interviews 学生 日本語教育の知識を経験に変え、理解しやすく楽しく学べる授業を作りたい。

魚澄 眞穂さん
掲載日:2025.06.08
言語コミュニケーション文化研究科
日本語教育学領域
前期課程 修士論文コース2023年3月修了
大学時代にカナダ東部へ留学した際に、現地で日本語を勉強している大学生と出会いました。日本から遠く離れた小さな町に、日本文化に興味を抱き学んでいる人がいることに驚きとうれしさを感じ、日本語教師を目指そうと思いました。そのためには、言語教育に関する専門的な知識を学びたいと、本研究科へ進学。修士論文では「上から目線」をテーマに、日本語母語話者の用例を対象に人間関係などから分析を行い、どのような場面でどのような行為や発話を行うと「上から目線」として捉えられるのかを研究してきました。修了後は、中国湖南省の大学で日本語教師として働きます。この2年間、授業の組み立てなど教えるための知識はしっかり身につけることができました。今後はそれを実践しながら、新たに出てくる疑問について研究し、学習者が理解しやすく楽しい教え方を見つけ出したいです。