Interviews 学生 大学で得た学びを、現場で実践して深めていきたい

Introduction紹介文
子どもが好きで、幼児教育の道を志した安福さん。独自の実習や留学プログラムに魅力を感じて、本学に入学しました。「より早く現場に触れたい」「大学で学んだことを実践したい」との思いで、入学して間もない時期から幼稚園でのアルバイトをスタート。また、1年生の春休みに念願のオーストラリア留学を経験し、英語の勉強やボランティアサークルの活動にも打ち込むなど、やりたいことに積極的にチャレンジしています。
独自の実習や留学プログラムに惹かれて本学へ。オーストラリア留学を経験し、海外の幼児教育への関心が高まった。
子どもが好きだったので、将来は幼稚園教諭や保育士を目指したいと考えていました。本学の教育学部を選んだ理由は2つあります。1つ目は、実習が充実していること。2年生から「実地教育研究」という独自の実習があり、より早く現場に触れられるところに魅力を感じました。また、聖和キャンパスの隣には関西学院幼稚園があり、子どもたちが身近にいる環境で学べるのも本学ならではだと思います。2つ目は、教育学部独自の留学プログラムがあること。高校生の頃から留学してみたいという夢があったため、約2週間で2単位が認定される海外派遣プログラムがあると知り、ぜひ参加したいと思いました。
そして実際に、1年生の春休みに「オーストラリア幼児教育プログラム」に挑戦。1週間目は語学学校に通い、多様な国籍や年齢の人たちと交流できました。2週間目は、現地の幼稚園での実習へ。0歳から5歳までの子どもたちと関わりました。遊び方から食事の方法まで、日本とは異なることばかり。驚くことも多かったですが、海外の幼児教育や文化に触れることができ、とても貴重な経験になりました。

大学や現場で得た学びを、自ら実践しながら深めていく。子どもにとってより良い方法を自分なりに模索する日々。
今熱中していることは、幼稚園でのアルバイトです。「大学で学んだことを実践できる場があったほうがいいよ」という先生のアドバイスに背中を押され、1年生の5月から自宅近くの幼稚園で働き始めました。食事やトイレの補助、自由遊びなどに関わっている中で、子どもたちから「先生、大好き!」と言ってもらえると、とてもうれしいです。同時に、週に1回という短い時間でも、「子どもから見たら私も先生の1人なんだ」と責任の重さも実感します。
時には、子どもがおもちゃの取り合いでケンカをしてしまうなど、自分1人ではうまく対応できずに戸惑う場面もあります。そんなときは「できなかった」と落ち込むのではなく、他の先生の対応や声かけをしっかりと見て学ぶことを心がけています。先生によって子どもへのアプローチはさまざまですが、一つひとつ吸収して自分の引き出しを増やす努力をしています。
また、大学の事例検討の授業で学んだことが、現場の対応に生きていることを実感しました。具体的なシーンを想定したグループディスカッションを通じて、いろいろな人の意見から多角的な視点を養えていたおかげだと思います。
これからも大学や現場で学んだことを実践しながら、子どもたちにとって最善の方法を自分なりに考え続けていきたいです。
サークル活動を通じて、人と人をつなぎ、サポートする喜びを実感。他学年の人たちと交流できることも魅力。
学内で力を入れているのは、教育学部の公認ボランティア団体「SCCV(聖和・キャンパス・コミュニティ・ボランティアーズ)」の活動です。SCCVでは、オープンキャンパスの企画・運営、新入生歓迎行事「カルテットフェスティバル」の開催、大学祭での出店などを通して、学生同士や学生と教職員、そして地域の子どもたちをつなぐ取り組みを行っています。今年の「カルテットフェスティバル」では、私たちが準備した企画で、新入生同士が仲良くなったりイベントを楽しんだりしている姿を見て、「頑張って良かった」と大きなやりがいを感じました。また、イベント準備では他の学年の人たちと関わる場面も多いので、自分自身にとっても良い交流の場になっています。

英語力を磨き、海外の文化や幼児教育を学んで自分の将来の可能性を広げたい。
TOEIC®の試験に向けて、英語の勉強をしています。きっかけは1年生のときのオーストラリア留学です。英語が飛び交う中で過ごした日々はとても刺激的でした。オーストラリアでは現地の幼児教育にも触れることができたので、もっと英語力を高めて、他国の文化や幼児教育・保育についてさらに学びを深めていきたいと思っています。今は勉強を始めたばかりですが、通学時間に単語帳を開く習慣をつけるなど、少しずつ着実に取り組んでいます。