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Interviews 卒業生 合格者の声②(未修者コース)

吉川 叶さん
掲載日:2022.07.31
司法研究科
2022年度卒業

Introduction紹介文

2018年3月 関西学院大学法学部法律学科 卒業
2019年4月 関西学院大学大学院 司法研究科 入学
2022年3月 関西学院大学大学院 司法研究科 修了
同年9月 司法試験 合格

私は、19歳から26歳(2018年)まで、テニス選手として国内外の大会を転戦していました。プロになったのは、世界のトップにいってお金を稼ぎたかったからです。ずっと自分のためにテニスを頑張ってきましたが、ある時、私の身近な人が法的トラブルに巻き込まれました。もちろん、テニスしかできない私は外から傍観することしかできず、とても悔しい思いをしました。

そこで、自分のためだけに仕事をするのではなく、自分の大切な人が困った時には、自ら手を差し伸べることができる仕事をしたい思い、選手を引退した後は、弁護士になろうと決意しました。私は高等部から関学だったので、引退後は迷わず関学のロースクールに入学しました。私は法学部を卒業しているものの、なかなか大学の授業に出席することができなかったので、ほぼ完全未修という形でロースクールに入学しました。また、テニスばっかりやってきた人間なので、入学当初は30分間椅子に座ることすらできませんでした。

そのような私でも司法試験に1回目で合格できたのは、先生方の手厚いサポートがあったからです。関学ロースクールは少人数のロースクールなので、生徒と先生方との距離が近く、質問や相談がしやすい環境にあります。実際に、私も授業終わりや休み時間に、先生に質問をしに行っていました。先生方はいつも丁寧に、かつ分かりやすく説明してくださり、私が理解できるまで教えてくださりました。このように、先生が生徒1人1人にしっかり時間を費やしてくれるという環境は、少人数ロースクールならではだと感じています。

関学ロースクールに進学することをお考えの皆さまには、関学ロースクールをお勧めいたします。その理由は、上記の少人数ロースクールの特性以外に2点あります。
まず1点目は、授業がとにかく充実しているという点です。関学ロースクールは、司法試験合格に必要な知識等を授業でしっかり提供してくれます。つまり、司法試験合格を見据えた上で、各学年において身につけるべき知識や法的思考を授業で提供してくれます。

そのため、しっかり授業についていくことさえできれば、司法試験合格は難しいものではありません。授業についていくのは大変なのではないかと思う方もおられるかもしれませんが、人生で全く勉強をしたことがない私でも、3年間授業についていくことができました。決して楽ではないですが、難しいものでもありません。

2点目は、施設が充実しているという点です。関学ロースクールは、上ヶ原キャンパスから西宮北口キャンパスに移転したため、施設がとても新しく、かつ綺麗です。また、キャレルも広く、資料室やラウンジの設備も充実しており、勉強に必要なものがすべて揃っています。他にも、ロースクールの周りにはたくさんの商業施設があること、奨学金制度が充実しているなど、関学ロースクールはとても魅力のあるロースクールだと感じています。
関学ロースクールに入学される方は是非授業にしっかりついて行ってください。皆様の合格を心からお祈りしております。