Interviews 卒業生 OGOBのロースクール生活 <既修者コース>

Introduction紹介文
関西学院大学法学部法律学科 早期卒業
2019年4月 関西学院大学法科大学院(既修)入学
2021年3月 関西学院大学法科大学院修了
2021年9月 司法試験合格
ロースクール入学準備
全科目に目を通しそれぞれの体系を理解
基本書や予備校のテキストを利用して全科目に目を通しました。各法分野の体系を押さえることで入学後の授業でもスムーズに知識を深められ、大学院での学びを初めから実りあるものにできました。
2年生
授業で得た知識を着実に自分のものにする
予習よりは復習がメイン。司法試験は学習範囲が広いため、予習段階では質問に答えられる程度に大枠の勉強を行い、授業で深まった知識を自分の納得のいく形で理解できるように復習しました。授業で得た知識を論文の形でどう反映させるのかを確認するため、課題以外の練習問題にも挑戦し、早い段階から短答だけでなく論文にも力を入れたことが司法試験の結果につながったと思います。司法試験の過去問演習は2年生の秋ごろから始めました。司法試験という最終目標を意識しつつ、基礎知識の穴を埋めて土台を固めていく作業を行った1年でした。
リフレッシュの時間も大切に
司法試験には近道がないため、入学後はほぼ毎日朝から晩まで机に向かいました。ただ、それではモチベーションが維持できないので、友人と遊びに行く時間もしっかりと確保しました。
3年生
過去問演習を繰り返して本番に向けた準備を
本格的に司法試験の過去問演習を行っていました。とにかく起案することが大事だと思っていたので、起案して復習するという流れを何度も繰り返しました。知識が曖昧な部分は基本書を読み込んだり教授に確認したりして理解し、一元化教材にまとめて試験直前まで見返しました。「これさえ見ればこれまでの勉強を総ざらいできる」と思える一元化教材を作成して、それを何度も復習することで成長を実感することができました。司法試験までに2時間の起案に慣れたことで、本番でも自分の力を発揮することができたと思います。
魅力的な学習サポート
2年生の春から「土曜ゼミ」を利用しました。司法試験に合格した先輩方に起案の添削や問題の解説をしていただき、疑問点を解消することができました。土曜ゼミの制度は関学ロースクールの特色であり、とても魅力のある制度です。
ロースクール修了後 司法試験まで
これまでの努力を自信に変えて
修了後もキャレルを利用して短答と論文の学習を継続。友人と同じ問題を解いて互いの起案を見せ合い、他の受験生のレベルと自分の立ち位置を把握しました。試験前の学習で初めて気付いたこともあったため、最後まで学習を継続することで、レベルアップのチャンスがあると思います。教授やゼミの先生から激励の言葉を頂き、修了後も高いモチベーションを維持することができました。本番の前日夜までキャレルで勉強し、「当日に自分の思ったことをそのまま書けば絶対に大丈夫」という自信を持って司法試験に臨むことができました。