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Interviews 卒業生 OGOBのロースクール生活 <未修者コース>

永田 駿さん
掲載日:2023.03.06
司法研究科
2022年度卒業

Introduction紹介文

関西学院大学法学部法律学科 早期卒業
2019年4月 関西学院大学法科大学院(未修)入学
2022年3月 関西学院大学法科大学院修了
2022年9月 司法試験合格

ロースクール入学準備

入学前学習プログラムで学習の雰囲気をつかむ

ロースクールが実施する入学前学習プログラムに参加していました。 ロースクールの先生方が講義をしてくださるので、実際のロースクール での学習の雰囲気をつかむことができました。

1年生

毎日通学して勉強の習慣を付ける

ロースクールに入学するまで、司法試験に向けた勉強を一切していなかったので、勉強の仕方も分かりませんでした。そのため、とりあえず読むしかないと考え、授業で指定されている基本書や百選、条文を何度も繰り返し読み込みました。大学受験以来、継続して勉強する機会がなく、家で勉強できないタイプだったこともあり、習慣付けのために、休日も毎日ロースクールに通いました。

理解した上で授業に臨む

基本的には授業の予習に重点を置いて勉強。授業を受ける前に該当範囲を自分なりに理解してから臨むように心がけていました。休むことも大事ですが、慣れるまでは、ほぼ休まずに勉強しました。

2年生

応用的な学習では友人と議論し学び合う

2年生に進級する段階で新型コロナウイルス感染症が流行し始め、春学期 は学校が閉鎖していてキャレルが使えず、慣れないオンライン授業で苦労し ました。1年生よりも応用的な学習であるため、友人との相談や議論が必要 と考え、ビデオ通話をして一緒に予習内容を確認したり、授業内容を復習し たりしていました。勉強方法は、1年生の時に確立したひたすら読み込む方 法を継続していました。

3年生

試験を意識した勉強を取り入れる

1、2年生の時よりも司法試験を意識して勉強するよう心がけました。夏休みには友人と共に、毎日司法試験の過去問を時間を計って答案を作成し、答案を見せ合ったり、議論したりしました。短答式試験の過去問も2年生の春休みからは毎日続けていました。3年次には、選択科目の学習も始まるため、焦りを覚えていました。

活発な議論で法的思考を磨く

友人と一緒に勉強する機会が増え、活発に議論していました。司法試験対策には不要とも思えるような学問的な議論も、法的な考え方を身に付ける上では無意味ではなかったと思います。

ロースクール修了後 司法試験まで

暗記を中心に直前まで勉強

修了後から司法試験受験までの間は、規範や定義の暗記に多くの時間を割きました。ロースクール在学中に、基本書、判例、条文を繰り返し読み込むことを続けていたこともあり、修了時点で、問題点の理解や法的なものの考え方、ある程度の知識は定着している自信がありました。そのため、司法試験直前の最終段階には、答案で使える文言の暗記をメインに勉強しました。もちろん、試験直前までロースクールで勉強していました。