子どもとふれあい、保育者としての自覚を持つ。
幼児教育コース 3年 成瀬 知佳
(石川・金沢二水高校出身)
子どもとたくさんふれあえる環境に惹かれ、幼児教育コースに入学しました。キャンパスには近隣の保育園・幼稚園から園児が頻繁に遊びに来るので、自然と接し方が身につきます。このコースの特徴は、実習をはじめとした実践的な授業が多い点です。英語で歌う音楽の授業などはすぐに実習で活かすことができました。実習で保育を経験し、気持ちや体調が日々変化する園児と向き合う難しさを肌で実感しました。現場の先生方の子どもたちへの接し方を見て、保育者としての自覚が芽生えました。実践力が身につく関西学院大学の幼児教育コースなら、私の夢を実現できると思います。
「子ども理解」の大切さがわかる保育者をめざして。
幼児教育コース 4年 浅賀 萌
(神奈川・日本女子大学附属高校出身)
私は以前から、人格形成の基礎を築く幼児期の保育に携わりたいと思っていました。関西学院大学の幼児教育コースでは「子ども理解」を主軸とした教育を受けることができます。講義だけで知識を身につけるのではなく、幼児の映像から発達を分析する授業など、「なぜ?」と考えながら学びます。この主体的な学びのおかげで、実習では幼児の行動に戸惑うことなく、どのようなアピールをしているのか推測することができました。将来は、「子ども理解」を大切に幼児の興味を活かして適切な活動を考えられる保育者になりたいです。
小学校教員になるための実践的で専門的な授業。
初等教育コース 3年 前田 拓馬
(広島・海田高校出身)
良い意味でキャンパスが狭く、1年生では少人数クラスも多いので、入学してすぐに仲間ができます。実践的な授業が多く、「子どもと英語」という授業では英語の歌を学び、実習で役に立ちました。模擬授業では人前に立って話さなければならず、毎週緊張していましたが、次第にうまく内容をまとめられるように。人前でも緊張せずに自分の思いを伝えることができるようになりました。実習やレポートなど苦労することはありますが、教員になるという夢を叶えるために良い環境が整っています。
同じ夢を持つ仲間の存在が自分の支えに。
初等教育コース 4年 工藤 夏生
(兵庫・星陵高校出身)
初等教育コースは、ほとんどの学生が教員志望。授業で習ったことや実習で経験したことを共有でき、大きな強みになっています。また、実務経験のある先生からは現場の具体的な話を聞くことができ、教員採用試験や採用面接の指導を受けることも。教師ならではの苦労を伺い、甘くない現実を知っても自分の夢がゆらがないのは、同じ夢を持つ仲間がいるから。現在は実習だけでなく、神戸市スクールサポーターとしても指導経験を積んでいます。将来は謙虚で前向きに成長し続ける教師になりたいです。
友人との意見交換が学びのモチベーションに。
教育科学コース 4年 田村 祐造
(京都・桃山高校出身)
憧れの教師をめざせる環境がしっかりと整った、関西学院大学の教育学部を志望しました。授業では机上の理論だけではなく、いじめへの対応など学校の現状にアプローチする、実践的な理論を学ぶ機会が豊富にあります。また、ディスカッションやグループ発表を通し、自分の意見を頻繁に求められます。『教育基礎論』では、教育の歴史や過去の教育法について学びました。今とは全く違う教育法に戸惑いましたが、教育の根本的な理解につながったと感じます。今後は臨床心理学の分野でいじめや学級崩壊について研究し、学んだことを活かして生徒の気持ちに応えられる高校教諭になりたいです。
主体的な学びに対する教師陣の手厚いサポート。
教育科学コース 3年 西岡 侑香
(大阪・大阪YMCA国際専門学校出身)
私自身が不登校だったことがあり、語学専門学校を経てグローバル入試で入学しました。自分の経験から教育現場のもつ問題に対して興味がありました。教育科学コースにはさまざまな分野の先生方がいらっしゃいます。スクールカウンセラー経験がある先生からは教育現場への臨床心理学的な意見を、グローバル教育の先生からは外国との教育の違いや日本の課題を伺いました。主体的に取り組めば、どの先生も全力でサポートしてくださいます。大学はとても自由な場所。自分が学びたいことをしっかり考えて受験勉強に励んでください。
「ランバス支給奨学金」のおかげで、
勉学とサークル活動の両方に打ち込めています。
1年生から実習ができ、子どもとふれあえる機会が多いことに魅力を感じ、入学を決意。「ランバス支給奨学金」を受給しながら勉学に励んでいます。奨学金を継続するには成績を維持する必要があるため、ノートをこまめにとって授業内容をしっかりと理解し、試験前の復習も欠かさないようにしています。また、教育関係の授業以外では「心理学」を受講。将来は保育士・幼稚園教諭に限らず、幼児教育学と心理学を活かして子どもを幸せにできる仕事に就きたいと思っています。
学業と並行して打ち込んでいるのが、SCCV(Seiwa Campus Community Volunteers)のサークル活動。求められる企画とやりたい企画のギャップに苦心しながらも、メンバーと力を合わせてオープンキャンパスやキャンプなどを運営しています。
受験生の皆さん、関西学院の教育学部は奨学金制度のほかにもさまざまな支援制度が充実しています。夢に向かって、頑張ってください。
神澤 里栄
幼児教育コース4年
国際教育プログラムが豊富な関学。
海外ボランティア活動で将来の目標を決めた。
半年間インドネシアの小学校で英語・音楽などの授業を担当し、日本の文化も教えました。時間を気にしない国民性のためか、チャイムの通りに授業が始まらず、待ち合わせに遅れるのは当たり前。感覚の違いに戸惑ってばかりで苦労しました。その反面、滞在中は発見も多く、現地の人々は貧しいと3いう先入観とは異なり、みな明るく生き生きと暮らし、幸せと贅沢がイコールではないと気づきました。日々新たな価値観と出会えることがとても楽しかったです。異文化理解によって「違い」から多くを学べることを知れば、いじめは減少するのでは、と留学生活の中で考えるようになりました。将来は小学校教員として教育現場のグローバル化を現場でリードしていきたいです。いつか私の授業を受けた児童が世界で活躍してくれればうれしいです。
高校生の皆さんは進路選択について悩むこともあると思います。そんな時は、自分自身と向き合う時間を設け、大学で何をしたいのか、将来どうなりたいのかを具体的に考えることをお勧めします。4年間の大学生活を有意義に過ごすためには、学びの目的を理解し、目標に対して主体的にアプローチすることが重要です。実際に志望大学を見学したり、学生や教授の方々と話したりして情報収集すれば、進路選択に役立つはずです。
西井 智則
初等教育コース4年
目標は、未来を担う子どもたちを
たくましく育てること。
在学中に数多くの実習を経験し、「小学校教員になる」という夢が決意に変わりました。自信をもって難関に挑むことができたのは、未来塾や面接練習など充実した就職支援のおかげです。念願かなったいまは、『心のキャッチボール』を心掛けた教育活動に励んでいます。日記に「ないて、わらって、たすけあって、おうえんして、とてもいいクラスになっています」と書いてくれた子がいて、本当に嬉しかったです。神戸市の教育理念は「人は人によって人になる」ですが、「私という教員によって、未来を担う子どもたちを、たくましく生きる人に育てる」ことが、私の目標です。
吉川 明香里
兵庫・公立小学校勤務
初等教育コース 2015年3月卒業
新たな英語教育を作り上げることに
やりがいを感じます。
大学では、授業だけでなく実習など教育現場を知る沢山の機会を与えていただきました。就職支援については、面接や小論文の指導もしていただき、礼儀・作法のみならず、自分の教育観を確立していくことができました。現在は、英語科教科主任及び国際教育部長を兼任し、2020年学習指導要領改定に向けた新カリキュラムの作成や、英語の活用を視野に入れた新たな指導形態の在り方を模索しています。私立小学校ということもあり、英語教育を自分の考えでクリエイトできることにやりがいを感じます。教員というのは毎日子どもが成長していく姿に感動できる、とても素敵な職業です。自分の目標に向かって、学び続けてください。
酒井 将輝
大阪・私立小学校勤務
初等教育コース 2015年3月卒業
海外幼稚園で
英語と日本語のバイリンガル教育に携わる。
「日本の文化を知ってもらいたい」「自分も世界の文化を学びたい」という思いから海外勤務を志望。在学中から海外に幼稚園ボランティアや旅行へ赴くなど、英語力を向上させようと努めました。現在はシンガポールで幼稚園教諭をしています。
私の園は日本語と英語のバイリンガル教育。言語・文化・保育観、すべてが異なる外国人教諭とペアを組んでクラスを運営しています。時に文化の違いから意見が合わないこともありますが、その度に話し合い、信頼関係を築きながら、一緒に園児の成長を願っています。海外という特別な環境で日本と海外の文化を学ぶ園児に対して、どのように日本について伝えるべきか、と改めて考える機会も多いです。
これからも尊敬する先輩の先生方から日々学びながら、「自分らしく楽しめる保育」をめざします。皆さんも今の時間を大切に、夢を実現させてください。
田中 奈津美
海外日系幼稚園勤務
幼児教育コース 2016年3月卒業
教員生活の基盤となった
大学時代の充実した学び。
名古屋市立中学校に勤務。年齢が近いことで生徒から悩みを相談されることが多いです。教師は「良いものは良い、悪いものは悪い」と言わなければならず、包容力と判断力の両方が必要。難しいと感じますが、生徒から信頼されるよう充実した日々を送っています。高校生の頃は部活をしており、入試対策のスタートが遅かったため、毎朝3時頃に起きて勉強をしてから通学。毎日12時間以上受験勉強しようと思うほど教育学部は魅力的でした。先生は親身に相談に乗ってくださいますし、就職のサポート体制も整っています。この大学を卒業したことは、今でも私の誇りです。
福田 理莉子
愛知・公立中学校勤務
臨床教育学科 2016年3月卒業
実習で得た学校現場で活きる力。
生徒と深く関われる自信に。
特別支援学校で高等部の担任をしています。授業では重度の障がいのある生徒の自立を目指す「生活科」や、就職を目指した内容を扱う「社会科」などを担当しています。関西学院大学教育学部では、学校や施設へ実習に行く機会を多く与えていただき、学校現場で活きる力を身につけることができました。関西学院大学で学んだ知識と多くの経験が、生徒との関わりを深いものにしてくれていると思います。今後は、生徒が楽しいと思える学校を目指すために、特別支援教育についてさらに研究を深めていきたいです。
小﨑 郁也
大阪・特別支援学校勤務
臨床教育学科 2013年3月卒業
※このサイトの情報は全て2017年3月31日時点の情報です。