建築学部
K.G.

建築学部 School of Architecture

神戸三田キャンパス

グローバルな視野で
建築と都市の未来を創造し、
建築学で社会課題を解決する

一級建築士をめざす人に向けた教育を基本としながら、都市デザインや都市計画についての科目を設置し、充実した学びを展開。「建築・都市のデザインを一つのものと考える」ことを、「デザインとマネジメント」「工学と人文社会科学」「グローバルとフィールド」の各分野に軸足を置いて、建築や空間、都市・まちづくりなど、広がりのある建築の世界を学びます。グローバルな視野で建築と都市の未来を創造し、単に「建物を建てること」にとどまらない新たな建築学から現代社会における課題の解決策を研究します。

建築学部の学びのポイント More About us

Point 1
人と建築・都市をつなぐデザインが学べる

都市は建築物の集合体。だからこそ両者を連続的に捉え、一体的にデザインするための方法が重要です。人と建築、そして都市がシームレスにつながっている現代において、幅広い状況に対応できるデザイン能力を身につけた次代のリーダーを育成します。

建築学部の学び
Point 2
建築学で挑む、持続可能な社会の実現

ストック&リユースの実現や、災害対策、人口減少や少子高齢化を踏まえたまちづくりなど、建築学の観点から持続可能な社会を探究。国際NGOやNPO、企業や自治体と連携しながら、グローバルな規模で人々や社会に貢献できる人材を育成します。

Point 3
最先端技術と建築学の融合で新たな価値を創造する

建築学部では、最先端の技術を駆使した設計施工、既存建築の再生や都市環境の管理運営について学べる環境を整備。これまでの建築学の知識や知見に新たなテクノロジーの可能性を組み合わせ、未来社会に必要な価値や仕組みを生み出します。

Global

100年以上の歴史を持つマレーシアの最高学府 クアラルンプールのマラヤ大学にて、実践的な英語と現地の建築・都市文化を学ぶ建築学部独自のプログラムを展開しています。その他にも、海外大学との共同プロジェクトや国際的なコンペティションへの参加なども行っています。

Project Based Learning

社会の具体的な課題に対してPBL型授業を充実させ、地域や社会の実情にもとづき、本当に問うべき課題を見出すための力を養います。実社会においてさまざまな人と触れ合う中で改善や解決の手法を学ぶことで、卒業後の活動をリアルにイメージすることができます。

進路について Career

建築学の知見を活かし、社会課題に挑む

デザイン、マネジメント、工学、人文社会科学など多角的な視点から建築・都市を学んだ後は、建築学の知見をもとに現代社会の課題解決に貢献する、建築士や都市計画コンサルタント、公的機関でマネジメントに携わる人材としての活躍が期待されます。

「建築学専攻」が新設――建築と都市の未来を創造する学びの場へ

2025年度より、関西学院大学大学院に「建築学専攻」を新たに設置。工学的知識と技術をベースにして、魅力的で持続可能な建築や都市空間をつくるための計画・デザイン能力およびそれらを運営・管理するためのマネジメント能力を育成します。

学部長メッセージ Message

関学建築へようこそ

建築学部長八木 康夫

持続可能な社会構築にむけて社会のあり方が大きく変化し、新しい建築学が必要とされている背景のもと2021年、関西学院大学建築学部が誕生しました。 「関学建築」は、都市の成熟化が進む日本の中で新たな課題に挑戦することはもちろん、建築を通して世界を舞台に活躍できる人材の育成をめざしています。 そのような「関学建築」のことを皆さんにお伝えしたいことがたくさんありますが、ここでは、関学建築ならではのトピックを1つ紹介します。

■建築と都市の共通スケール(スケールを横断した思考)について
建築と都市の図

図の場所は建築学部がある神戸三田キャンパスです。図に書いていますように見え方が変われば感じ方も変わります。 このスケールの感じ方の違いを私たちは大事に扱っています。 建築学部がある神戸三田キャンパスに来て頂き、皆さん自身で関学建築を確かめて下さい。

これからの社会に対して建築学ができること、また期待されていることはたくさんあります。 身近な暮らしから世界規模の環境問題まで、幅広いスケールで展開する社会の課題に教員と学生が一丸となって取り組み、建築から社会を変えていきます。

さあ、関学建築の扉を開けて下さい!!

教育の指針

さらに建築学部を知りたい方へ

ヴォーリズ研究センター

1905年に来日したウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880-1964)は、1907年の八幡YMCA会館を処女作とし、関西学院大学のキャンパスをはじめ、1920〜30年代を中心に1950年代にいたるまで多数の建築を残しています。
建築学部の中に設置する「ヴォーリズ研究センター」では、ヴォーリズの残した膨大な建築資料のデジタルアーカイブ化、および新たな視点と手法の導入によるヴォーリズ研究のさらなる深化、さらにヴォーリズ建築を通した教育貢献・地域貢献を推進していきます。

ヴォーリズ研究センター