山根研究室が製作したピザ窯が完成

山根研究室では、かつて古民家再生プロジェクトでお手伝いをした神戸市北区の地域交流施設「ふれあいの里 おくっちょ」に、新たにピザ窯を設置する活動をおこなってきましたが、このたび完成しました。

ピザ窯は調理室と燃焼室を分けた二層式で、耐火レンガをアーチ状に積み上げた本格的なものです。
コンクリートの基礎を打った上にブロックとコンクリート板で土台をつくり、耐火モルタルを用いて耐火レンガを積み上げ窯本体を製作しました。
最後に、三田市ガラス工芸館のご厚意によりご提供いただいたステンドグラス製作時の端材であるクラッシュグラスを窯の表面に貼り、目地に漆喰を塗って仕上げました。
仕上げ作業はワークショップイベントとし、「おくっちょ」を拠点とした農業体験活動に参加している宝塚市の小学生たちにも参加していただきました。

完成したピザ窯が、今後「おくっちょ」でのさまざまな地域交流活動の場面で活用されることを期待しています。