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2026.07.16

佐藤暢哉・文学部教授が平原ハタネズミの攻撃行動に関する研究をHormones and Behavior誌に発表しました

佐藤暢哉・文学部教授が、博士研究員の蓮沼寛介氏らとともに、キシトシン受容体あるいはバソプレシン1a受容体を遺伝的に欠損したオスの平原ハタネズミでは、同性他個体に対する攻撃行動が野生型のハタネズミよりも低下することをHormones and Behavior誌に報告しました。この研究では、CRISPR/Cas9によるゲノム編集によって作製されたバソプレシン1a受容体欠損ハタネズミが発表されました。野生型のオスの平原ハタネズミは、なじみのない同性他個体に対して攻撃行動を示しますが、バソプレシン1a受容体欠損個体、あるいはオキシトシン受容体欠損個体は、そうした攻撃行動が著しく減弱することが分かりました。しかし、どちらの遺伝子ノックアウト個体でも、異性パートナーに対する選好や、一般的な他個体との社会的な相互作用には影響がみられませんでした。この結果は、平原ハタネズミにおける攻撃性において、オキシトシン系およびバソプレシン系が重要な役割を果たしていることを示唆しています.

雑誌名:Hormones and Behavior
論文タイトル:Oxytocin receptor or vasopressin 1a receptor knockout suppresses same-sex conspecific aggression without affecting partner preference in male prairie voles (Microtus ochrogaster)
著者:Kansuke Hasunuma, Kengo Horie, Masahide Yoshida, Katsuhiko Nishimori, Tatsushi Onaka, Nobuya Sato
DOI:https://doi.org/10.1016/j.yhbeh.2026.105968

Researcher's Information 研究者情報

文学部 教授
佐藤 暢哉さん

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研究者のコメント

博士研究員の蓮沼寛介氏が筆頭著者の論文です.