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2025.10.03

村上慧・理学部教授が2024年度の創発的研究支援事業に採択されました

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が募集を行った2024年度の創発的研究支援事業に、村上慧・理学部教授の研究課題が採択されました。応募総数2,262件に対し、採択数は246件でした。

今回で、本事業に採択された研究者は、本学に3*在籍していることになります。

 

2024年度採択者
村上 慧(理学部化学科 教授)

【研究課題名】
sp2リッチ第4級アンモニウム塩の化学

創発的研究支援事業とは

特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ原則7年間(途中ステージゲート審査を挟む、最大10年間)にわたり長期的に支援する事業です。具体的には、大学等の研究機関における独立した又は独立が見込まれる若手を中心とする研究者からの挑戦的で多様な研究構想を対象としています。

採択後は研究者の裁量を最大限に確保し、各研究者が所属する大学等の研究機関支援の下で、創発的研究の遂行にふさわしい適切な研究環境が確保されることを目指し、また、個人研究者の能力や発想を組み合わせる「創発の場」を設けることで、創造的・融合的な成果に結びつける取組を推進するものです。

 

*2022年度採択者
三宅 崇仁(生命環境学部生命医科学科 准教授)

【研究課題名】
神経病態薬理学基盤拡張にむけたプレシナプトロジーの創成

*2023年度採択者
佐藤 浩平(理学部化学科 准教授)

【研究課題名】
人工ナノポアによる合成高分子の超精密構造解析

Researcher's Information 研究者情報

理学部 教授
村上 慧さん

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研究者のコメント

この度、2024年度 創発的研究支援事業に採択いただき、ありがとうございます。審査に携わった皆様に感謝申し上げます。 これまで積み重ねてきた研究成果を土台に、アンモニウム塩化学の新たな地平を切り拓くべく、挑戦的な研究を推進していきます。