インタビューサイト
大学公式サイト

Interviews 学生 論理的に人権問題を突き詰める。
国際性と専門性を身に付けるために取り組んだ学生生活

亀井 万里羽さん
掲載日:2026.02.01
法学部

Introduction紹介文

海外にルーツを持つことから、幼少期より異文化理解に関心を抱き、国際的な人権課題の解決には法律の知識とリーガルマインドを身に付けることが不可欠と考え、法学部を志望した亀井さん。また、高校時代に関西学院が開催していた世界市民明石塾に参加し国連に興味を抱き、大学入学後は、国連ユースボランティアや模擬調停活動など、国際的な視野と実践的なスキルを磨く活動に取り組んでいます。
※関西学院世界市民明石塾は、2023年度をもって終了いたしました。

ルーツと環境が導いた人権問題への関心。
国連ボランティアで「自分ができること」に取り組む毎日。

国際文化への関心は、二つの異文化間での生活環境や、中高時代に海外ルーツのクラスメートに囲まれた経験に根ざしています。国際学部ではなく法学部を選んだのは、法律の専門知識を身に付け、論理的に課題に向き合う力を養いたいと考えたためです。
法学部での学びを深める中で、3年次秋学期には国連ユースボランティア派遣生として国連ボランティア計画、ラオスField Unitで5カ月間Communications Assistantを務めました。派遣当初は実務経験に乏しく、英語も未熟な自分に何ができるか悩みましたが、学生なりの視点からUNV公式Facebookアカウントの運用や関連機関、ラオス国立大学でのアウトリーチ活動等、広報活動を行いました。

UNV Laos Field Unit オフィスでの様子
ラオス国連ボランティアの食事会の様子

国連ユースボランティアの経験をさらに磨くために。

ラオス帰国後はオンライン国際模擬商事調停大会(ADC-ICC Asia Pacific Commercial Mediation Comperition (APCMC))出場に向けた模擬調停活動に取り組みました。模擬調停とは、紛争当事者の間に立ち、法的根拠とコミュニケーションを駆使して双方が納得できる合意を目指します。関学チームは法学部2名、商学部2名で編成され、学部を超えて協働しました。法知識だけでなく、商業の側面から見た利害や戦略の視点も学ぶことができました。

言語の壁を乗り越えるための準備と努力。
曖昧にしない対話と最終合意。

大会にはオーストラリアやシンガポールなど、アジア太平洋地域の約20大学が参加しました。関西学院大学チームは全員が英語の非ネイティブで、ほとんどがネイティブ参加者の中で非常に不利な状況であったため、事前にOpening Statement作成やシナリオの読み込みなどを入念に行うことを意識しました。大会本番では予期せぬ議論展開に戸惑った場面もありましたが、内容が不明瞭な点は曖昧にせず、相手チームの主張を理解しつつ自らのチームの意見を明確に伝え、合意形成を導くことができました。
異なる文化的背景を持つ人々と、相互理解に基づき合意を目指す難しさを体感し、多くの学びを得ました。

模擬調停活動留学生合同授業の様子

私にとってのミカンセイノカノウセイ

万博ボランティアASEANパビリオンでの様子

未来のために取り組む、スキルアップと新たな挑戦。

現在は、社会人として求められるソフト、ハードスキルの両面を高めることを意識しています。その一環として、2025年大阪・関西万博では、ASEANパビリオンのボランティアを経験しました。また、就職先で必要になる経済や会計の知識を深めるため、貿易実務講座や簿記の学習を進めています。卒業後も大学生活で学んだことを活かしつつ、新たな環境で精進し続けたいです。