2年間の実習を通じて、子どものことを理解し、保育者としての技術と実践力を身につけるために、教員や「実習支援室」のスタッフがしっかりサポートしています。 1年次後期に観察・参観型の参観実習を行ない、2年次に入ると現場で「先生」として子どもたちと接する本格的な指導実習がスタートします。体験施設数、延べ日数の長さなど、実習量の多さは聖和の特長のひとつともなっています。 もちろん、学生は単に「量」を経験するためだけではありません。学生一人ひとりが目標を掲げた実習を達成するために、実習毎に少人数クラスで実習前準備、実習後反省などを徹底して指導しています。
担当教員の指導のもと、学生は実習で体験したことの記録をしっかり書き残す作業を通して整理し、教員に提出。教員はその記録をもとに学生と面談しながら、良かった点はさらに伸ばし、問題や課題などがあればその克服のためにどうすればよいかを一緒に考えます。時間をかけて書き残した記録は自分だけの何にも代えがたい財産になります。こうして一つひとつのことを積み重ねていきながら、保育者へと一歩一歩近づいていることを実感します。