国際学部
K.G.

国際学部 School of International Studies

西宮上ケ原キャンパス

グローバルな舞台で活躍するために
欠かせない4つの能力を修得し、
国際性と人間性を備えた人材へ

人・モノ・マネー・情報が国境を越えて行き交う現代のグローバル社会。国際的な課題を理解・分析し、その解決に向けて主体的に行動できる人材の育成をめざします。異なる言語、文化、社会、経済、経営への理解を深めるために、高度な外国語能力の修得を図るとともに、人文科学や社会科学を中心とした学際的なカリキュラムを通して、「問題解決能力」「多文化共生能力」「倫理的価値観」「言語コミュニケーション能力」の4つの力を養い、多角的な視点で世界と日本の現状を捉える力を育てます。

国際学部の学びのポイント More About us

Point 1
学際的な学びで、グローバル社会に対応する総合力を育成

「文化・言語」「社会・ガバナンス」「経済・経営」の3領域を横断的に学べるカリキュラムを編成。4つの地域研究科目群(グローバル・北米・アジア・ヨーロッパ)から学べるため、特定地域に偏らず、世界の情勢を幅広い視点から捉える総合力を身につけることが可能です。

カリキュラム
Point 2
英語で学ぶ専門科目が100以上 ― 国内にいながら国際感覚を養成

約10%を占める留学生と共に、100以上の専門科目を英語で履修可能。加えて、海外の学生とのオンライン協働学習など、教室の枠を超えた国際的な学びの場が整っています。

英語による学位修得プログラム
Point 3
豊富な海外経験プログラムと実践的な国際体験

原則として全員が、短期・中期・長期のいずれかの留学に参加。さらに、国際問題に関するフィールドワークやインターンシップ、国連ユースボランティアなど、実践的な学びを経験し、国際問題に対する分析力・課題解決力を養います。※各留学、各種海外プログラムには参加資格や選考がある場合があります。

Studying Away from Campus

短期・中期留学では語学力向上とともに、フィールドトリップや現地交流による文化理解を促進。長期留学では、海外大学の授業を履修し、専門知識や高度な外国語能力を身につけます。また、「ダブルディグリー留学制度」を通じて、関西学院大学に在籍しながら海外大学の学位を取得し、最短4年で両大学の卒業が可能です。

ダブルディグリー留学制度

International Experience on Campus

英語による学位取得プログラムや、2言語習得をめざすカリキュラムを提供。キャンパス内では世界各国からの教員や留学生と交流ができ、英語授業や国際交流イベントを通じて、日常的に異文化理解能力を高めることができます。

進路について Career

未来を広げる多彩なキャリアの選択肢

国際学部では、在学中の国際交流経験を通して培った国際性を生かして、グローバルに展開する企業を就職先とする志向があります。また、国内のみならず、海外大学院への進学を志す学生も輩出しています。

学部長メッセージ Message

世界の隣人・社会に貢献する「世界市民」を目指そう

国際学部長重政 公一

国際学部は「国際性の涵養」を目標として2010年に設立されました。国際事情に通暁しているだけではなく、国境を越えたさまざまな隣人・社会の抱える問題に共感できる温かい心と倫理観、その解決のための冷静な分析能力を備えた人材である「世界市民」を輩出することが目標です。
国際学部の科目体系には、「文化・言語」「社会・ガバナンス」「経済・経営」の3つの学問領域と「北米」「アジア」「ヨーロッパ」「グローバル共通」の4つの地域研究科目群があります。
2年次で学生は基本的に自分の選んだ留学に参加し、3年生から研究演習(ゼミ)での少人数教育を受け、卒業論文を完成させることになります。ゼミのテーマは3×4の12個のテーマから興味のある分野を選ぶ一方で、「領域」「地域研究科目群」は自分の学びたい分野をより多くのなかから選ぶことができます。
国際学部は創設から15年が経ったばかりの若い学部です。これから入学するみなさんが新しい伝統を創る当事者となってください。「求めよ、さらば与えられん」(マタイ伝7:7-12)。わたしたちの3つの領域と4つの地域科目群の学びがみなさんに開かれています。ドアを開いて共に国際学部を創っていきましょう。

教育の指針