難波ゼミ学生が第6回社会言語科学会スチューデントワークショップで発表を行いました
2025年9月6日(土)上智大学四谷キャンパスにて、第6回社会言語科学会スチューデントワークショップが開催されました。国際学部難波彩子教授のゼミに所属する大学院生2名と学部4年生の5名が参加し、社会言語学・言語人類学の分野におけるコミュニケーションのテーマにおいてそれぞれが取り組んできた修士論文や卒業論文の内容を発表しました。会場では当該分野の国内外で活躍する研究者らより発表内容と発表力について高い評価をいただくことができました。
難波ゼミでは、ゼミ生達は院生・学部生4年生・3年生が学年を超えて協働し、仲間作りとチームビルディングに取り組んでいます。今回のワークショップ発表準段階で5名は打ち合わせを春から何度も重ねて臨みました。その結果、5名全員が「大変だったけど、皆でディスカッションをたくさんして本番に臨め、とても楽しかった」と笑顔で話し、初めての国内学会発表を皆でやり遂げた達成感を味わっていました。
第6回社会言語科学会スチューデントワークショップ
https://www.jass.ne.jp/symposium/sw-next/
ワークショップタイトル「多様なジャンルにみられる社会的・文化的コンテクスト」
発表者
小谷 日和 修士2年生
「京都着物伝統産業のビジネストークにおけるスモールトークがもたらす連帯」
池田 祐実 修士1年生
「大学生の初対面多人数会話における話題と自己開示を通じた関係作り:緩和表現によるフェイス調整」
安藤 璃子 学部4年生
「日本社会におけるXジェンダーのアイデンティティ表出:当事者のナラティブに着目して」
胡井 琢磨 学部4年生
「欧米社会における日系アジアアーティスト楽曲歌詞が指標する人種イデオロギー:AAVE使用に着目して」
平田 初夏 学部4年生
「日本のテレビCMにおける『感性』の構造:間テクスト性による考察」

