理工学研究科 Graduate School of Science and Technology

自然科学の基本原理とその応用について
先端的研究を行い、自然科学・科学技術の
発展と人類の進歩に貢献する
理工学研究科では、「自然科学の基本原理とその応用について先端的研究を行い、自然科学・科学技術の発展と人類の進歩に貢献する」ことを理念として、教育・研究活動を展開しています。
博士課程前期課程では、「特別実験および演習」(12単位)および「文献演習」(4単位)を教育研究の中心に据え、必修科目に設定。教員の指導のもとで各専門分野における知識と技能の習得を目指します。なお、修了にあたっては、これら必修科目を含め、30単位以上の取得が必要です。
博士課程後期課程では、「特別研究」や「研究計画法」などを通じて、さらなる知見の深化と専門性の確立を図ります。
教育・研究の特色 Purpose of Education and Research
文化勲章、文部科学大臣賞、藤原賞、猿橋賞、T.ハーシュフェルド賞など、数々の受賞歴を誇る教員による最先端の教育・研究を推進。自然科学・科学技術の幅広い分野における深い知識とハイレベルな研究を通じて、専門職業人や自立した研究者を育成する。
最先端のプロジェクト外国人留学生や社会人大学院生を積極的に受け入れ、多様な背景を持つ学生に高度な研究の機会を提供する。さらに、国際学会への参加や英語のみで修了可能な国際修士号プログラムの設置を通じて、国際的な教育・研究環境を整備。研究成果を産業界・教育界など広く社会に還元する。
国際修士プログラムSPring-8、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、理化学研究所など、他大学院や研究機関との連携、実験・演習中心のカリキュラムを強化し、世界トップレベルの知見に触れながら学べる研究環境を整備。教育と研究の質と実践力を高め、大学院全体の活性化を図る。
他研究機関との連携学位取得プロセス
入学後の早い段階で研究テーマを選定。教員が段階的に指導を行いながら研究に取り組み、修士論文の完成をめざします。
修士学位・博士学位取得標準プロセス研究内容 Reserach
広大で自然豊かな神戸三田キャンパスに最新の装置設備を備える理工学研究科。現在は10専攻99研究室を擁し、日々最先端の研究を行っています。
専攻一覧
数理科学専攻
計10研究室
研究領域は解析、代数、幾何、確率論、統計学、最適化、非線形問題、数値解析など、多岐におよびます。
知能・機械工学専攻
計9研究室
「人にとってやさしいシステム。人が快適に過ごせる環境をどのようにして創るか」というコンセプトをもとに、人を中心とした新しいシステムを開発しています。
物理・宇宙物理学専攻
計8研究室
自然界の法則や原理を探求し、宇宙の謎や新素材の創造、新しい技術の開発などについて研究を行っています。
生物科学専攻
計8研究室
普遍的な生命現象の解明に加えて、まだ人類が手にしていないバイオテクノロジーの実現に向けた応用研究を行っています。
化学専攻
計9研究室
「分析・物理化学系」と「無機・有機化学系」で構成。理学的視点で「化学の基本原理の探究」をめざします。
生命医科学専攻
計6研究室
生命科学を基礎医学研究に応用し、ヒトの健康維持や疾病の治療に役立つ新たな発見や革新的技術の創出により「ライフイノベーション」に貢献します。
先進エネルギーナノ工学専攻
計15研究室
温暖化防止などの自然環境保全と経済的成長を両立させ、さらに省エネルギーを実現する持続可能な次世代エネルギーの在り方を探究します。
環境応用化学専攻
計8研究室
分子レベルのミクロな物質合成・機能探索から地球規模の環境調査までトータルに研究。社会を支える環境に配慮した「未来のテクノロジー」を創出します。
情報工学専攻
計12研究室
情報通信の発展に貢献するため、コンピュータやネットワークの技術に関して教育と研究を展開しています。
建築学専攻(2025年4月開設)
計14研究室
安全・快適で美しい建築および都市空間の計画や設計、運営などに関する専門知識と技術を有して、グローバルな視点で建築と都市の未来を創造する知識と能力を有する人材を養成します。
その他の特色 Other Features
理工学研究科の研究活動は学内にとどまらず、さまざまな外部機関と連携しています。これにより、各機関の研究者の客員教員としての招聘、理工学研究科在学生が当該研究機関を利用して研究活動を行うことが可能となり、研究の幅がさらに広がっています。
教育の指針
新着情報 News
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