2020.11.13.
2021年度の慶應義塾大学(SFC)と本学(KSC)のコラボレーション科目について

慶應義塾大学(SFC)と本学(KSC)は2018年度に文理融合のキャンパス(KSC-SFC)間連携協定を締結しました。同協定に基づき、2021年度に両キャンパスの総合政策学部で開講予定の「公共選択論」の科目を共同で講義します。

授業には両学部の教員が登壇し、それぞれの得意テーマを担当し、相互に補足し合うと同時に、異なるバックグラウンドを持つ両大学の学生と質疑応答を含めた時間を共有することで、刺激ある新たな学びの場の提供となることを期待しています。

■開設科目について

・公共選択論・・・春学期開講・履修基準年度:2年

経済と政治・行政の相互依存関係や政治的な意思決定のメカニズムを経済学の理論や概念を通じて理解し、その結果、なぜ政府の失敗は起きるのか、なぜ政策や改革はうまくいかないのか、その原因を理解し、政府の失敗を抑止する解決策を見出していくことを目指します。

※開設科目の内容は変更となる場合があります。
 

■科目担当者について

小澤 太郎(OZAWA Taro)
慶應義塾大学総合政策学部教授、慶應義塾評議員。日本経済政策学会会長、公共選択学会前会長、日本公共政策学会元会長。

(主要業績)
『公共経済学の理論と実際』(共編著,東洋経済新報社,2003年)
『理論経済学の復権』(共編著,慶應義塾大学出版会,2008年)
『経済政策論:日本と世界が直面する諸課題』(共著,慶應義塾大学出版会,2016年)
など。
 

長峯 純一(NAGAMINE Junichi)
関西学院大学総合政策学部教授、本学副学長・常任理事・研究推進社会連携機構長。公共選択学会会長。

(主要業績)
『公共選択と地方分権』(単著、勁草書房, 1998年)
『費用対効果』(単著、ミネルヴァ書房, 2014年)
『公共インフラと地域振興』(共編著,中央経済社, 2015年)
など。 
 

■その他にも総合政策学部では新たな取り組みを実施

2021年度にリニューアルされる総合政策学部では、既に発表されている日本航空(JAL)とのコラボレーション科目をはじめ、”学部独自のオンライン留学”、理工学部とのコラボレーションを通じてベンチャービジネスを考える科目などを準備中!
詳細は学部WEBニュース等にてお知らせいたします。
 

2021年度に日本航空(JAL)とのコラボレーション科目を開設します関連ページへのリンク

2021年4月、総合政策学部は新たなステージへ関連ページへのリンク

 

慶應義塾大学と文理融合の2キャンパス(KSC-SFC)間の連携協定を締結関連ページへのリンク