SDGsクラブが小学生対象ワークショップを開催しました

2021.12.10

昨年の探究クラスのメンバーが作ったSDGsクラブが、2つの小学生対象ワークショップを行いました。


◦11月14日(日)には、関西学院大学上ヶ原キャンパスで行われたホームカミングデーで、小学1年生から3年生を対象に環境や貧困をテーマにしたワークショップを実施しました。参加した小学生は、今自分が行えることを話し合い、最後に『今日からすること』をグループごとに宣言しました。


◦12月4日(土)、同窓会北摂支部のサポートのもと、小学4年生から6年生を対象にLGBTQをテーマにしたワークショップを実施しました。参加した小学生は活発に意見を交わし、柔軟な発想を発表してくれました。


SDGsクラブが子供服のリユース活動のボランティア活動を行っています

11月より 豊中市環境部家庭ごみ事業課や一般社団法人ソーシャルギルド、豊中市環境交流センターで行われている子供服のリユースの活動のボランティア活動をお手伝いしています。豊中市では、市民から子供服などを集めて必要としている人に提供するリユースの取り組みを以前から行っていますが、コロナ禍の影響で難しくなっていました。ソーシャルギルドのご尽力により調整が進んだことを受け、SDGsクラブでは中高生の参加者を募り、一緒にボランティアに参加しています。
 

以下は、服の譲渡会のために、仕分け作業に参加した参加した生徒たちの感想です。


【生徒の感想】

・古着を仕分けして自分でコーディネートを作ったりすることが初めてですごく新鮮でした。今まで使わなくなった服をゴミの日に出していたのでリサイクルショップに持って行ったりしようって強く思うきっかけになりました。仕分けしている時に、古着でも新品のように綺麗なものが多くあって、今古着が流行ってるし、こういう活動を何回も行ってコーディネートを作成して発信して多くの服がリサイクルされて行って欲しいなって思いました。

・参加する前は、子供服の古着はボロボロになったものだったり、もう着れないほど汚れてしまったものが多いのかと思い、正直特に期待はしていませんでした。しかし実際に仕分け作業に参加してみると、まだまだ着れそうな状態の良い服やデザインのよいものもたくさんあり、成長が早くすぐに着れなくなってしまう子供服は、特にこういったリユース活動を大事にしていくべきだと思いました。また、普段触れることの無い子供服を手に取って楽しみながら組み合わせを考えたり、環境保全に少しでも貢献出来たことを嬉しく思います。

 ・貴重な体験をさせていただきありがとうございました。このボランティアで、どれだけの使える服が処分されているかを知る事が出来ました。状態の良い服が沢山あり、それが捨てられると考えると本当に勿体ないなと思います。要らなくなった服を処分せずに、それを求めてる人へ渡す事が出来るシステムの重要さを改めて実感しました。  

・千里国際は校則が縛られていないため好きな洋服を自由に着ることができるので、ついつい新しいのを買い過ぎてしまったり、気に入らなくなったら捨てる循環をしていました。ですが、そんな身近な物事(身につけるもの)から意識を変えていくことの大切さを学びました。それだけでなく、アットホームな環境だからこそ人と人との交流や暖かさを感じることもできました。SDGsの普及や環境保護を目指している一員として、いい刺激を受けました。また、この先も共に成長していきたいと思いました。またお会いできる機会があることを切に願っています。ボランティアに参加させていただきありがとうございました。

・大量の水を使用し、CO2を排出して服を生産するが、まだ着れる服でも不要となったら約7割が破棄されるという事実に、持続可能な社会を形成していくためにも意識を変え、活動する必要があると感じた。また子供は身長が早く伸び、服のサイズの入れ替わりが多いので、服をリユースすれば、服にかかる経済的負担を減らせて、多くの服を楽しむことができるので、意義のある活動だと感じた。

・服の仕分け作業だけではなく、この活動をされている背景や服一枚を作る際に必要となる水の量であったり服の処分方法の7割がごみとして捨てられているという事実を教えていただき、新たな知識を多く蓄えることができました。少しでも社会課題解決のための実証実験に貢献することができていれば幸いです。ありがとうございました。

・施設に置いてあった服の多さに驚いた上、それらの服を組み合わせながら、色々なコーデを自分でしてみたり、他人のコーデをみてみたりするのがとても楽しかったです。普段あまりファッションなどに凝らないため、良い機会であったのではと思います。個人的に、全体の服の68%が捨てられてしまっている事実に驚きました。今日は可愛い服から、色合いが綺麗な服などの様々な服があったため、それらの約7割が捨てられていると考えると、もったいないなあと感じました。今回、このボランティアに参加して、服と環境との関係性、具体的に服を捨てないことで環境を守ることができるということを学ぶことができ、その上、楽しめたので参加して良かったと思います。