高校生と7年生の交流イベント「里山家族2020」

2021.01.20

 去る20201221-22日、本キャンパスにて、本校の高校生と7年生を対象とした交流イベントである「里山家族」を開催しました。

 

 「里山家族」とは

 本来なら、夏休みに、大阪の南、紀泉わいわい村を舞台に、入学した7年生全員が必修で参加する2泊3日のキャンプです。今年度に関しては、残念ながら、そのような宿泊プログラムの開催はかないませんでしたが、それでも2日間の日帰りのプログラムを通して、7年生同士、そして7年生と高校生リーダーが交流し、家族のような繋がりを育むことができました。7年生にとって「頼れるお兄さん・お姉さん」ができることは彼・彼女らのこれからのSIS生活をさらに充実させてくれる素晴らしい財産となったことでしょう。

 

「生徒が創るキャンプ」

 Field Rangersという高校生リーダーが1か月以上かけてキャンプ活動のすべてを最初から作り、当日の運営も高校生が行うSISならではの生徒主体のキャンプです。担当教員と安全管理を徹底的に行い、思い出に残る素晴らしいキャンプを毎年企画運営します。そんなリーダーの姿を見て、7年生たちは「SIS生としてのあり方」を学びます。

 今年の厳しい状況下でも「煌(きらめき)」をテーマに、素晴らしいプログラムを作り、運営した高校生リーダーと前向きに思いっきり楽しんでくれた7年生、そして、様々な面で支えて頂いた多くの方々に心から感謝します。本当にありがとうございました!

 以下は、本年度の里山家族の総合責任者である「村長」を担当した高校生リーダーと参加した7年生の感想です。

里山家族・Field Rangers メインディレクター 宗正 久志


 


里山を通して学んだこと・成長したこと

122組 ボレアッティ 藤原 サーラ

 「里山家族」。この活動は私の今までの中学生活、高校生活のどちらを振り返ってみても一番濃く輝いている思い出です。里山家族の存在を初めて知ったのは入学したての7年生の頃で、その当時はただ無邪気に23日のキャンプを楽しみました。当時の高校生レンジャーたちはみんな優しく、とてもたくましかったのを今でもはっきり覚えています。それからというもの私はずっと「フィールドレンジャー」という存在に強い憧れを抱き続けていました。その憧れは一度も途絶えることなく、高校生になってからは毎年、この里山家族にフィールドレンジャーとして参加しました。そして、高校生活最後の今年、キャンプの総合責任者である「村長」として高校生レンジャーのみんなをサポートさせてもらいました。

 村長という立場で本当に様々なことを学びましたが、あえて一つ選ぶとしたら「個性を尊重する難しさと大切さ」です。このキャンプでは先生方は私たちのことをずっと影から見守る存在で、企画と運営は一から高校生が行います。もちろん、それは簡単なことではありません。30人の人間がいたら、様々な性格、意見、考え方があって当然です。村長として、それらをどうみんなから引き出すのか、まとめるのか、何度も悩み、苦戦しました。時には意見が全くまとまらず、「私が原因なのでは?」と思うこともありました。しかし、そんな時、私が大切にしたかったのは30人の「レンジャーの個性」です。私は全員のレンジャーの個性を最大限に活かしたいと思いました。このような経験を通して、私は「意見のぶつかり合いや相違を止めるのがリーダーなのではなく、それらが起きた時にそれぞれの意見を尊重し、受けとめることのできる人間が真のリーダーなのだ」と気付きました。

 そして、里山家族当日、このような素晴らしい企画がたくさん詰まったキャンプができたのは、「レンジャー全員の素晴らしい個性」があったからであり、そしてそれを楽しく実行できたのは「7年生みんなの個性」があったからです。村長としてみんなを見てきて学んだこと、それは「一人一人が全く違う素晴らしい煌き、つまり個性を持っている」ということです。このキャンプに脇役など存在しません。約30人のフィールドレンジャー、そして7年生のみんな、一人一人がそれぞれの煌きを持っていて、それぞれが主役なのです。大事なのは、それらの全く違う煌きを尊重して、どう活かすか、どう調和させるか、なのです。

 このような素晴らしいことを学ぶ機会を与えてくださった先生方、そして個性の大切さを改めて教えてくれた2020里山家族とフィールドレンジャーに心から感謝しています。本当にありがとうございました!


 


里山家族を通して感じたこと・学んだこと

72組 真田 和津

 私は、里山家族に参加して先輩方のたくさんの優しさや努力を感じることができました。まずプログラムの多さに驚きました。1つずつのプログラムは15分〜30分だったのに、どれも楽しくて、またそれぞれの移動や持ち物などもペアレンンツやその他のレンジャーの人たちが連絡してくれたので、どれもスムーズに行動することができました。

 次に、企画についてです。「with コロナ」を意識しながら、ソーシャルディスタンスを保ちながら最高に楽しく参加できる企画を考えてくれたレンジャーのみなさんや先生方には本当に感謝しています。あれだけのことを考えて準備するのは本当に大変な作業だったと思います。ありがとうございました。

 また活動を通して多くのことも学びました。例えば、リーダーの話をよく聞き、そして素早く行動することの大切さです。そうすることによってリーダーさんへの負担が減るので予定通りに全員が行動しやすくなったと思います。これは5 RespectにあるRespect for Leadershipに関係していると思います。それ以外にも私は二日間を通して様々なことを学びました。そのような機会を作ってくれたレンジャーの皆さん、里山家族の皆さん、そして先生方、ありがとうございました。

73組 三浦 舞香

 千里国際に来てから、学園祭やスポーツデーなど、様々な行事が中止になりました。そんな中、校長先生が、12月にイベントをするとおっしゃっていて、とても楽しみでした。そして、それが里山家族という行事だと聞いて、とても嬉しかったです。

 確かに、今年の「里山家族」はキャンプと言っても、イレギュラーな事ばかりでした。例えば、夏ではなく冬の開催、1泊もせずに、日帰りでの開催。正直、「しっかりキャンプがしたい」と思っていました。ですが、私たち7年生のために、何度もミーティングをして、私達がどうすれば楽しんでくれるか真剣に考えてくれた高校生レンジャーの皆さん、そして先生方には本当に感謝しかありません。

 当日は、普段関わりのない高校生のペアレンツやレンジャーの方々と友達になれて、そして仲良く過ごすことが出来て、とても嬉しかったです。

 新型コロナウイルスの影響で、様々な事が無くなっていますが、これからもこのようなイベントがあればいいなと思っています。本当にありがとうございました。

74組 五十川 真衣

 まず、高校生の皆さん、先生方、ありがとうございました。

 今年は新型コロナウイルスの関係で、異例の形の里山家族になったけれど、とても楽しかったです。こんな状況の中、感染症対策のことを考えて、できる限りの楽しいアクテビティを準備してくれて、私たち7年生を笑顔にしてくれて、心から感謝しています!

 里山家族を通じて改めて思ったことは、「こういう先輩になりたい、将来私もそうなりたい!」と思う先輩がSISにはたくさんいる事です。里山家族に参加している時、先輩は困っている時は助けてくれて、時には少しふざけて私たちを笑わせてくれたりもしました。

 今年の里山家族のテーマは「煌(きらめき)」でした。そのテーマに合わせて、将来の煌めいている自分を星の形の折り紙に書く時間がありました。私は「高校生になったらペアレンツになりたい!」と書きました。私も将来、下級生から尊敬されるペアレンツになりたいと思ったからです。それを見た私のペアレンツの先輩は「めっちゃ嬉しい!」と言ってくれました。私はこの時、心から嬉しかったです!

 里山家族は、私にとって、とても大切な思い出になりました。本当にありがとうございました!