
学生 「伝えたいことの軸を大切に」―探究評価型入試 合格体験談―
今回ご紹介するのは、探究評価型入試で入学された社会学部の1年生・池永小咲寧さんです。
池永さんが探求評価型入試を受験した際に気を付けたポイントや、入学後の学びについてお話しいただきましたので、社会学部の受験を考えている方は必見です!
関西学院大学の探求評価型入試
高等学校もしくは中等教育学校における「教育課程内の授業」もしくは「正課外活動」にて探究活動(高等学校入学後の活動に限る)に取り組んでいる方もしくは取り組んだ方を対象とした入学試験です。
詳細については以下のHPをご覧ください。
探究評価型入学試験|入試情報総合サイト|関西学院大学
はじめに、自己紹介をお願いします。
社会学部1年生の、池永小咲寧です。
神戸市の実家から通学しています。
メディアの勉強をしたくて社会学部に入学したので、1年生の春学期に取れるメディア関連の授業はなるべく履修して勉強しています。
メディアに興味があったとのことですが、関西学院大学に入学したいと思ったきっかけはありましたか?
出身高校が関西学院大学のキャンパスの近くにあり、身近な存在だったため、1番初めにオープンキャンパスに訪れたのが関西学院大学でした。
また、学歴がすべてだとは思いませんが、有名な大学に入ることで将来の進路も広がるのではないかと思い、関学を選びました。
学部選びをしていく際には、将来の進路の希望も踏まえて考えました。
私はテレビ業界に興味を持っていて、メディア学を学べる社会学部について調べ始めました。
他大学の社会学部だと学べる内容が絞られてしまう印象があったのですが、関学の社会学部では幅広い分野を学ぶことができることが分かり、ファッションや音楽にも興味がある私にとっては一番合っていると思いました。
池永さんは探求評価型入試で入学されましたが、受験を決められたのはいつ頃だったのでしょうか?
探究評価型入試を知ったのは高校3年生になる直前でした。母がこの入試を教えてくれたのですが、高校時代は探究活動に力を入れていたので、自分に合っているかもしれないと思いました。
そこから自分で調べてみたり、担任の先生に相談したりして、7月頃に受験を決めました。出願書類をどのように記入するのか、どの学部に出願するかなど、担任の先生には色々相談しながら進めていました。
受験を決められてから、どんな対策をされたんですか?
まずは自分なりに提出書類を書いて担任の先生に見てもらったのですが、初回はもう真っ赤に修正されました(笑)
内容自体を大きく変えたというよりは、自分の伝えたいことがより伝わる文章にするために、かなり苦労しました。
探究活動を通して、「何をどう伝えたいのか」を先生に話しながら言葉にしてみて、それを文章に落とし込んでいく作業を繰り返していました。
私は「女性と子供が暮らしやすい避難所設営」というテーマで探究活動を行ったのですが、なぜ始めたのか、どのように活動したのか、今後どうしていくかという3点に一貫性をもって伝えることを意識しました。「なんとなく興味を持ってどうにか形にしました」ではなくて、なぜそこに課題意識を持って、そのために何をしたのかが伝わるように考えました。
自分たちがどんな思いを持って探究活動に取り組んできて、それをどう形にしたのか、軸をぶれないように伝えることが大切だと思いました。
二次審査は面接でしたが、印象に残っていることはありますか?
面接は緊張していたのですが、面接官の雰囲気が和やかで、話しやすかったなという印象です。
全く想定していなかった質問もあったのですが、自分が探究活動で学んだ内容と結びつけて答えることができました。
色々な角度からの質問に自分の持っている知識でどのように返せるかとか、違う言い方をしたときにどう解釈するのか、どう考えているのかを見られていたのかなと思いました。
大学に入学されてから、探究活動の経験が社会学部の学びが結びついていると感じることはありますか?
社会学部に入学してから調査方法やフィールドワークについて学ぶ中で、これ探究でやってたな、と感じることは多いです。
学んでいる内容を、先んじて経験して、力を身につけられていたのはありがたいなと思います。
探究学習でも焦点を当てたジェンダーについても、文化人類学の授業で学べていて、自分の持っている知識が授業で学んでいることを理解する要素の1つになって、より深いところまで学べていると実感しています。
卒業後の夢や目標はありますか?
明確な将来の夢はまだありませんが、メディア関係や広告の仕事に就きたいと考えています。
そのためにも、まずは目の前の興味のあることは一通り勉強することが目標です。メディア、広告、ファッションや音楽など、幅広く学びたいと思って社会学部を選んだので、将来の選択肢を広げるためにも、興味のあることは学んでみたいです。
2学部での学びで得られた経験を今後どのように活かしていきたいですか?
現在絶賛就活中なのですが、2つの学部で学んだことで、多角的、複眼的な思考ができるようになったと思います。また、MD制度を活用して他の学生よりも倍くらいの負担はあったと思うんですが、それをやり遂げたという自信も持てています。
計画力やMD制度の活用を決めた時の好奇心や知的好奇心など、それが全部強みになってるのかなと自分では思っています。
最後に、探究評価型入試での受験を考えている高校生に向けてメッセージをお願いします!
受験にあたっては、受けられるチャンスは最大限に活かすべきだと思います!
私の場合は母が探求評価型入試を見つけてくれましたが、周りにはこういう入試があることを知らない友達もいました。でも、知らないという理由で機会を逃すことはすごくもったいないと思うので、気になる大学があるなら徹底的に調べることが大切だと実感しました。
探究評価型入試は難しそう、大変そうと思われることも多いかもしれませんが、私は受験して本当に良かったと思っていますし、機会は逃さず、どんどんチャレンジしてほしいです!
記事担当者からのメッセージ
今回お話を伺い、高校時代から前向きに学びに取り組まれている様子がとてもよく伝わってきました。
大学に入学してからも、高校時代の経験と紐づけて学ばれているとのことで、これからもご自身の興味をさらに広げ、深めていかれることを楽しみにしています。
高校生の皆さんにも、志望校合格のための機会は逃さず、自分の得意分野を活かして臨んでいただきたいです!