社会学部
K.G.

学生 やりたいことが決まっていなくても大丈夫ーー社会学部という柔軟な選択

脇田 悠斗さん
掲載日:2025.12.12
2年生

今回ご紹介するのは、愛媛県の高校を卒業後、関西学院大学社会学部に進学された社会学部2年生の脇田悠斗さんのインタビューです。
住み慣れた地を離れ、なぜ関西学院大学に進学されたのか、現在、社会学部でどのような学びをされているのかなど、色々とお話を伺ってきました。

関西学院大学に進学したきっかけを教えてください。

もともと国公立大学の経営学部を目指していましたが、数学が苦手だったため、私立大学も視野に入れました。そんな時、兵庫出身の父に関西の大学を紹介され、その中で関西学院大学に興味を持ちました。
学部を調べるうちに、社会学部なら数学が苦手でも学びやすく、やりたいことが決まっていなくても幅広く学べる点に魅力を感じました。また、将来の選択肢が広がると思ったことも理由の一つです。

東京の大学も検討しましたが、家賃や生活費、帰省のしやすさを考えると現実的ではなく、関西の大学に決めました。

高校時代は社会学の中でどんな分野に興味を持っていましたか?

高校時代はメディアに関心があり、ジェンダーにも少し興味を持っていました。

社会学部に入学してから、興味のある分野に変化はありましたか?

ジェンダーについては、入学後に関心が深まりました。最も多く履修したのもジェンダー関連の授業です。きっかけは、ジェンダーの授業を担当されていた村田泰子先生のお話がとても興味深かったことでした。村田先生の授業では、性差別の構造について学びました。

授業を通じて「女性の立場が弱かった歴史」は理解できましたが、現代では電車の「女性専用車両」や企業の「女性活躍推進」など、平等を目指す取り組みの中で、男性側が不利になる場面もあるのではと感じることがありました。こうした現状には少し違和感を覚えますが、男性の視点から見たジェンダー課題にも気づけたことは、大きな学びだったと思います。

また、もともと興味のあったメディアについては、授業を受けてみて、内容自体はとても面白かったものの、将来進みたい道とは少し違うと感じました。実際に学んでみたからこそ得られた気づきです。

新たに関心を持った分野はありますか?

はい。今履修している『フィールド社会学特論』では、不登校や学校の在り方について学んでおり、関心を持っています。日本では「学校に行かない=社会に適応できない」という見方が強いですが、海外では「学校に行かないことが必ずしも悪ではない」という考え方があります。

高校時代の自分なら「なんで来ないの?」と思っていたかもしれませんが、大学でこうした考え方に触れて、「そういう選択もあるよね」と思えるようになりました。社会学を学ぶほど、人に優しくなれる気がします。

これから力を入れて学びたいことを教えてください。

現在2年生ですが、ほとんど卒業単位は取り終えているので、これからは秋学期から始まったゼミ活動に力を入れたいと思っています。

私が所属しているのは、立石裕二先生のゼミです。
このゼミでは、自分の興味を社会学に関連付けて研究することができます。現在は「MBTIや恋愛タイプ診断をなぜ信じるのか」というテーマで、グループ研究を進めています。若い世代を中心にSNSで流行しているこれらの診断は、完全に自分に当てはまるわけではないのに、なぜ診断結果を信じてしまうのか。その心理を探っています。

他のグループでは、「自然界隈」や「アサイーボウル」など、流行と承認欲求の関係を研究しており、どれもとても興味深い内容です。

学業以外で頑張っている活動はありますか?

学祭実行委員としての活動に力を入れています。9月から11月の学祭当日まで、毎週末は準備に追われ、朝7時集合・夜10時解散という日もありました。

大変でしたが、「もう一年やりたい」と思えるほど楽しかったです。仲間との絆が深まったことが、一番の収穫です。

将来の進路についてイメージはありますか?

まだ決まっていません。公務員を考えていた時期もありましたが、大学に入ってからは一般企業や大学職員も視野に入れています。

関西で働きたいという気持ちは強く、イベントが多く、友人とのつながりもあるため、若いうちは都会で過ごしたいと思っています。

「いつかは地元に帰りたい」という思いもありますが、それは50代くらいになってからでもよいと考えています。今は関西でキャリアを積みたいです。

大学への進学を考える高校生に向けてのメッセージをお願いします!

大学は自由だからこそ、自分から行動しなければ何も始まりません。
サークルや授業、友人づくりなど、すべては自分の選択次第です。
「自分次第」という意識を持ち、積極的に行動すれば、きっと楽しい大学生活が送れると思います!大学生活は本当にあっという間です。

進学後は後悔しないように、思い切り楽しんでください!

記事担当者の感想

脇田さんのお話を伺い、とても誠実に一生懸命勉学に励まれていることが印象的でした。現在2年生にして、この秋学期でほとんどの卒業単位を取り終えるというお話は驚きでした…!

今後力を入れたいと話していたゼミ活動では、現在グループ研究を進めているとのこと。学年が上がれば個人研究も始まるので、ぜひ今の意欲をそのままに頑張ってほしいです。

そして、社会学部で培った幅広い学びが、将来の進路に活かされることを願っています。
これからのご活躍を心から楽しみにしています!