2019.03.12.
故藤田太寅教授を偲んで植樹式が執り行われました
3月9日(土)14時より故藤田太寅先生を偲ぶ植樹式が神戸三田キャンパス1号館前にて行われました。
藤田教授はNHK解説委員を経て、1999年4月関西学院大学総合政策学部教授として赴任。日本経済論・メディア社会論などを担当され、2005年までの6年間教育研究活動に勤しまれました。
2018年5月28日(月)にご逝去(享年80歳)され、今回、研究演習(ゼミ)で学んだ卒業生有志らの呼びかけで今回の植樹式の実現に繋がりました。
当日は同窓生12名、細見和志学部長ほか藤田先生と所縁のある関係者も集まり、当時の藤田先生のお人柄や当時の学生との思い出話にも浸りながら、懐かしさを感じる植樹式、懇親の時間を過ごされました。植樹式開催にあたり、藤田研究室OBの発起人福谷能男さん(2005年3月卒)は
「 東京で営まれた先生の通夜に参列した際、東京のお墓は遠く、関西に先生を思い出せる場所、心の拠り所を作れないものか、と考えたことが式典を企画したきっかけです。多数のゼミ有志から協賛を得て、美しい神戸三田キャンパスの景観に沿うハナミズキを植えることにいたしました。好天のもと12名のゼミOB・OGが集った式典では、ご来賓の山野上さまより、先生が母校に招聘された経緯等我々も知らなかった話を聴くことができ、ゼミ合宿等の懐かしい写真を持ち寄るなど、先生の思い出を共有することができました。いつか更に沢山のOB・OGを集めて、ハナミズキのもとで記念写真を撮りたい。それが次の私の夢です。」
と今回の植樹式開催までの経緯について語られました。
改めてご冥福を心よりお祈り致します。