2017年6月5日付のニュースにてお知らせをしていましたが、国際誌「Journal of Asian Architecture and Building Engineering」で2016年のBest Paper Awardを受賞された客野尚志教授が、世界大学ランキングで有名なイギリスの大学評価機関「クアクアレリ・シモンズ社」QSのQS WOWNEWSという雑誌で、本学の取組として記事に取り上げられております。
この紹介記事は、同雑誌の電子版にも掲載されました。
電子版は次で確認できます。

客野教授

　この研究は都市の気温分布を推定するための新しい数学的なモデルを提案するもので、ベイズ統計学という考え方を用いています。
　この手法を用いることにより、より正確に都市の気温を推定することができるようになるだけでなく、さまざまな要因の気温に対する影響をより正確に評価することができるようにもなります。
　一方でこれは比較的シンプルなモデルであり、その結果の解釈も容易なもので、実務面での応用も期待されます。
　このことは都市のヒートアイランド問題を緩和し、さらに地球環境時代にふさわしい都市計画の立案に寄与するものといえます。

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