2017.01.19.
古川靖洋教授(国際政策学科)の著書が優秀作品賞を受賞
テレワークに関する書籍で
第5回オフィス関連書籍審査(主催:日本オフィス家具協会、後援:日刊工業新聞社)があり、古川靖洋・総合政策学部教授の著書「テレワーク導入による生産性向上戦略」(千倉書房、2015年12月18日発売)が優秀作品賞に選ばれました。
オフィス関連書籍審査は、一般社団法人日本オフィス家具協会がオフィスやオフィス家具の普及啓発のため出版されたオフィスに関連する書籍を選考するもの。第5回は2015年7月から2016年6月までが対象です。
「テレワーク導入による生産性向上戦略」は、現在、安倍政権下で積極的に推進されているテレワークに関して、導入の現状を述べたうえで、テレワーク導入企業でいかにしてオフィスワーカーの生産性向上を図るか、テレワーク導入の推進要因と阻害要因は何なのかを明らかにしています。
古川教授は「企業で働く人々の過半数がオフィスワーカーとなり、ICTの普及が目覚ましい今日、ワーカーの働き方にも大きな変化が表れています。ワーク・ライフ・バランスを考慮した働き方をするためには、テレワークの導入は不可欠です。ただ、今までと異なる働き方となるため、テレワークのデメリットが強調され過ぎ、導入がなかなか進んでいないのが現状です。テレワークを導入し、ワーカーの生産性を上げるための施策を拙著では述べたつもりです。この本がテレワーク導入推進やワーカーの働き方の変革のための一助となれば幸いです」と話しています。
表彰式は3月3日、ソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区)で開催予定です。