2015.05.04.
丹羽敏之特別客員教授、春の叙勲で瑞宝中綬章を受章

本学部特別客員の丹羽敏之教授が春の叙勲で瑞宝中綬章を受章されました。
丹羽教授の功労概要は"国際機関功労”。国連開発計画常駐代表、兼、国連常駐調整官(イエメン、ネパール、タイ)、国連事務次長補(Assistant Secretary-General)として国連開発計画(UNDP)管理局局長、国連事務局本部国連改革及び総務担当、そしてキャピタル マスタープラン(国連ニューヨーク本部施設総改築計画)常任執行事務局長,及び国連児童基金(ユニセフ)事務局次長を歴任し、合計36年にわたり国際公務員としてご活躍されてきたことが今回の受賞に繋がったものと思われます。

丹羽先生は、緊急救済援助が進行中のネパールにおいて、1988年10月当時のビレンドラ国王よりゴルカ一等勲章を受賞されています。当時も丹羽先生が赴任中(1983−1988)に大規模な地震に見舞われた際、ネパール政府からの要請で、国連常駐調整官として、ドナーによる緊急救済活動及び緊急援助の調整を国連諸機関、国際金融機関、各国大使館、二国間援助機関並びにNGOを対象として主導し、系統だったドナー援助、有効かつ迅速な援助活動をされてきました。

丹羽教授は2007年度より本学部客員教授として教鞭をとられ、2015年度も「国際発展政策課題研究D」(春学期)、「国際発展政策課題研究D」(秋学期)の授業をご担当いただきます。

丹羽教授、受賞おめでとうございます。

内閣府 平成27年春の叙勲受章者名簿 外部サイトへのリンク

中綬章受章者(PDF形式:240KB) PDFリンク