2025.06.16.
松林志保ゼミが外来種オオキンケイギクの駆除活動に参加しました
松林志保ゼミは5月31日、三田市環境政策課が主催する特定外来生物学習会、オオキンケイギク駆除体験会に参加しました。
外来種が日本の生態系に与える影響について学んだ後、武庫川河川敷に繁茂するオオキンケイギクを計37名で156キロ分駆除しました。当日の様子は、学生へのインタビューを含め神戸新聞三田版に掲載されています。
以下は参加者の声です。
子供たちと一緒に作業する中で、地域のつながりはこうした体験を通して育まれていくのだと実感しました。(総合政策学部3年 後藤英城さん)
地元の小学生、高校生の好奇心と熱意に驚かされました。一方で、繁殖力が強い外来種の対策は一度きりでは効果が薄く、継続的な取り組みが必要であること、そして一部の熱心な住民だけでは限界があり、より多くの関係者を巻き込む必要性を学びました。今回の体験を活かし、今後自身で同様のイベントを企画運営したいと思います。(総合政策学部3年 坪根幸平さん)
市民として、今回のような行政主催の取り組みに積極的に参加する重要性を学びました。外来種は意図せず広がる可能性があるため、移入の際には最後まで責任をもって管理する意識を持つことが何よりも大切だと感じています。(総合政策学部 3年 松本明日香さん)
祖母の庭のピラカンサも外来種であること、鳥を介して簡単に拡散されることを知り、自分事だとハッとしました。また当日は市民に加えて多くの行政職員や新聞社の方々も参加されており、このような協働型イベントが、更なる理解の広がりにつながることに気づきました。(総合政策学部 4年 中西美緑さん)