2021.06.11.
宗前清貞・総合政策学部教授が『日本医療の近代史--制度形成の歴史分析』(ミネルヴァ書房、2020年)で日本公共政策学会2021年度著作賞を受賞

宗前清貞・総合政策学部教授が2021年6月5日、オンラインで開催された日本公共政策学会2021年度研究大会の授賞式で、同学会著作賞を受賞しました。

同学会は、公共政策に関する著作のうち、推薦された中で最も優れた研究書に対し作品賞を授与します。2021年度の作品賞は同著のみが対象となりました。

学会は、同書が膨大な先行研究の検討に基づいて医療制度の発達を通史的に解明した点を高く評価し、また一両年の新型コロナウイルス感染症の蔓延において医療制度への注目が高まる中で本書が刊行されたことの意義も認めています。今後は現代医療政策との接合に向けたさらなる研究発展が望まれます。