2026.09.17[ニュース]
総合政策学部卒業の正田綾さん、村﨑凛さんが「地方の時代」映像祭で入賞しました
総合政策学部卒業生(津田睦美ゼミ)の正田綾さん、村﨑凛さんが制作したドキュメンタリー作品『若者が出ていく美しい里で』が、第46回「地方の時代」映像祭2026の市民・学生・自治体部門で入賞しました。
同映像祭は、地域の人々の営みを記録し続けてきたドキュメンタリー映像を中心とした映像祭で、全国各地の放送局・ケーブルテレビ局、自治体、市民・学生・中高生からさまざまな作品が寄せられました。
今回入賞した作品は、人口減少と高齢化が進む熊本県美里町を舞台に、「離れて生きる」故郷との関わり方を見つめたドキュメンタリーです。制作者自身も進学を機に町を離れた当事者として、「外に出たからこそ見えた故郷の価値」を起点に制作しました。
作中では、美里町出身の若者たちが、住民とともに故郷の記憶を見つめ直すイベント「MADOI」を企画し、空き文房具店の再生に取り組む様子を追っています。
町の美しい風景や人々の温かなつながりを映し出す一方、「故郷が好きだけれど外へ出る」という若者たちの思いにも光を当てています。
しかし、イベント開催を目前に控えた時期に豪雨災害が発生し、美しい風景や平穏な日常は大きな変化を余儀なくされます。
作品は、こうした予測不能な現実に直面した若者と住民の姿を記録しながら、「失われゆく故郷とどうつながるのか」「帰りたい故郷とは何か」という問いを描いており、変化する美里町の姿を通して、故郷を離れて暮らしながらも地域を思い続ける若者たちの姿を映し出し、新たな「ふるさとのあり方」を問いかける作品となっています。
なお、本作品は津田睦美ゼミの卒業制作です。応募時には卒業していましたが、学生時に制作した作品であることから、学生カテゴリーで入賞しました。