2025.10.08[ニュース]
実哲也ゼミが米国・ワシントンにてフィールドワークを実施しました
実哲也教授(国際政策学科)のゼミ生9名が、2025年9月8日から12日までの5日間、米国ワシントンD.C.で「米国の政治・外交及び政策決定過程について専門家と意見交換」をテーマにフィールドワークを実施しました。
滞在中ゼミ生は、住友商事ワシントン事務所・米国笹川平和財団・日米協会(Japan-America Society of Washington DC)・日本経済新聞ワシントン支局・国際金融協会(IFC)・経団連米国事務所を訪問し、現地の専門家や日本人ビジネスパーソンと交流しました。
今回のフィールドワークでは、主に二つの成果が得られました。一つ目は、トランプ政権下で分断が進む米国の政治・社会・経済状況について、現地の人々との意見交換を通じて理解を深めたこと。トランプ大統領の政策が米国社会のみならず、日本企業や国際機関にも悪影響を及ぼしている話を、当事者から直接聞くことで実感できました。また、政権交代後も「アメリカ・ファースト」的な思想が残る可能性についても学び、中長期的な視点を養う機会となりました。
二つ目は、ワシントンで活躍する日本人ビジネスパーソン、国際機関職員の経験談を聞く機会を得たこと。海外で働くことのやりがいや困難についての貴重な話は、将来国際的な舞台での活躍を目指す学生にとって大きな刺激となりました。さらに、米国議会議事堂の訪問では、ガイド付きの説明を受け、理解を深めるとともに印象的な経験となりました。