総合政策学部
K.G.
2025.09.17[ニュース]

清水康子ゼミの学生らがカンボジアにフィールドワークを実施。

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8月17日から23日までの間、清水康子ゼミの学生らがカンボジアでフィールドワークを行いました。
今回のフィールドワークの目的は「カンボジアにおける平和構築について、国際社会、カンボジア政府、NGO、市民社会の取り組みを学ぶ」。国連機関のUNDPとOHCHR、日本大使館、JICA、現地人権NGOのADHOCのほか、トゥールスレン虐殺博物館を訪問し、学びました。

訪問前にカンボジアの歴史・発展・人権イシューおよび、訪問先に関してグループ研究を行い、ADHOCとのオンラインセッションで事前学習を実施し、現地での学びをより深めることができました。

以下は、フィールド訪問を終えた学生のコメントです。

【宮坂優那さん 3年生】
今回のフィールドワークで最も印象に残ったのは、虐殺博物館に行ったことです。虐殺博物館では、狭く暗い部屋や、拷問されていた場所などを実際に自分の目で見たことで、たった50年前にこんな悲惨なことがあったということに強い衝撃を受けました。人権は平和な社会の中でしか守れないと実感したと同時に、この悲惨な歴史をカンボジア国内だけでなく、世界中が知るべきことだと感じました。

今回学んだ事から、カンボジアの歴史や現状について自分の中でもう一度整理し、人権と平和について考えたいです。また、村の方の話などからカンボジアでは、特に地方で満足に教育が受けられていない子供が多いことを学び、これは私が今調べている外国人児童の日本での教育に、「教育を受ける権利」という人権において共通していると感じたので、今回学んだ事や考えたことも踏まえ、さらに深く考えていきたいと思いました。

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