2016.10.28.
第5回ランチョンセミナー「国家公務員を目指そう!」を開催

吉田先生


 10月28日、法政学会主催の第5回ランチョンセミナーが開かれ、総務省職員で実務家教員の法学部吉田教授が「国家公務員を目指そう!-総合職について-」というテーマで話しました。

 吉田教授は、自身の経験を基に国家公務員総合職としての使命、仕事の厳しさ、日常の生活、備えるべき資質などを1つずつ丁寧に説明しました。

 試験対策では「国家公務員の試験は受験科目数が多く、それらを一度に受験しなければならない。実はそれぞれの問題は決して難しいわけではなく、最も難しいのは試験までにそれらの勉強を『間に合わせる』こと」だと伝えました。
 
 また「この数年間、教員として関学生を見てきたが、関学から国家公務員になる人たちの割合がもっと多くても不思議ではない。関学生は国家公務員を『難関』と思い込み過ぎる風潮があるのではないか」と印象を語った上で、「今日参加された皆さんはネガティブな情報を真に受け過ぎず積極的にチャレンジしてもらいたい、そうすれば、数年後には必ず新しい流れができる」とエールを送りました。

教室風景


 セミナーに参加した法学部4年生は、「国家公務員総合職をめざして心が折れそうになりながら勉強しているが、本日の話を聞いて背中を押してもらえた気がする」と感想を述べました。

吉田教授 主な経歴
<国における勤務>
1988年自治省入省、総務省固定資産税課・都道府県税課課長補佐、内閣府地方分権改革推進会議事務局参事官補佐、全国市町村職員中央研修所(市町村アカデミー)調査研究部長、消防庁防災課広域応援対策官、宮内庁長官官房秘書課参事官、全国市町村職員共済組合連合会事務局長、総務省高度通信網振興課長等

<地方公共団体等における勤務>
岩手県(地方振興課・農蚕課)、鹿児島県加治木税務署長、和歌山県(市町村課長)、徳島県(理事(経済再生担当)、商工労働部長、企画総務部長)、台湾地震に係る国際緊急消防援助隊(IRT)派遣(総括官代理)

今後も法政学会主催のセミナー・ランチョンセミナーを続々と開催します。ぜひご参加ください!

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